部品のライフサイクル履歴
ライフサイクル履歴は、第 3 レベルの変更履歴です。ライフサイクルは、計画からサービス終了までの間に、すべての部品設計が通過する重要なマイルストーンを記録します。ライフサイクル状態の変化を次の図に示します。
この図には 2 つの状態を示しています。
「作業中」の状態は、部品の設計が進行中で終了していないことを示しています。
「リリース済み」の状態は、設計が完了して生産中であることを示しています。
部品の状態を「作業中」から「リリース済み」に移行する操作を、プロモーションと呼びます。部品の状態を次の状態に移すときに満たす必要がある条件または規則は、ゲートと呼ばれます。上に示したライフサイクルには、2 つの状態と 1 つのゲートがあります。実際のライフサイクルには 2 つよりも多くの状態があり、オブジェクトタイプごとにライフサイクルは異なります。ゲートを通過するための条件は手動で設定できます。または、電子的なワークフローによってトリガされるシステム開始によるプロモーションを使用して、このプロセスを自動化することもできます。
次の図に示すライフサイクルにはさらに多くの状態とゲートがあり、条件付きロジックが含まれています。
プロモーションのロジックを使用すると、ゲートをスキップしたり、ライフサイクルを逆方向に進めることができます。この例では、部品設計が非常に単純でプロトタイプが必要ない場合は、「プロトタイプ」状態をスキップできます。また、レビュー担当者が部品設計を却下した場合は、部品のライフサイクルを「レビュー」から「設計」に戻すことができます。
これは役に立ちましたか?