親の情報の表示
オブジェクト情報ページの「関連オブジェクト」タブにある「親」テーブルには、そのオブジェクトを使用しており、親子構造内の子部品リンクを再帰的に走査することによって生成されるアセンブリの一覧が表示されます。子部品リンクはバージョンからマスターへのリンクです。つまり、親の特定のバージョンを子オブジェクトのマスターにリンクしています。その結果、構造を検索すると、親の複数のバージョンが特定の子のマスターへの子部品リンクを持っていることがあります。この場合、「親」テーブルで報告されるバージョンは次のように決まります。
コモンスペース内 - 子を使用している親の最新バージョンが報告されます。
ワークスペース内 - 子を使用しており、かつワークスペース内にある親のバージョンが報告されます。
コモンスペースでは、選択したオブジェクトの最新バージョンも「親」テーブルに表示されます。このテーブルの「最新」ビューには、最新バージョンの親だけが表示されます。これに対し、「デフォルト」ビューには、最新バージョンでない親も表示されます。さらに、親が最新バージョンであるかどうかを示すステータスアイコンが「バージョン比較ステータス」列に表示されます。テーブルの「最新バージョン」列には、最新バージョンの情報ページへのハイパーリンクが表示されています。最新バージョンへのアクセス権がない場合、この列には「セキュリティ保護されている情報」と表示されます。次の図に示す「親」テーブルでは、「デフォルト」ビューが選択されています。
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コモンスペースレポートでは、選択したオブジェクトの最新バージョンも「親」テーブルに表示されます。既成のビューをカスタマイズする場合、コモンスペースの「親」に新しいテーブルビューを作成する必要があります。
さらに、コモンスペースとワークスペースの「親」間でテーブルビューは共有されません。管理者とユーザーはレポートごとにテーブルビューを管理する必要があります。
「関連オブジェクト」タブが表示されている場合、「親」テーブルはオブジェクトの情報ページから使用できます。
最上位レベルの親ツリーを表示するには、1 つまたは複数のオブジェクトを選択して「すべて表示」アイコン をクリックします。「展開」アイコン や「折りたたみ」アイコン を使用して、オブジェクトの表示を制御することもできます。「コピー」アイコン を選択し、影響を受ける親を変更管理オブジェクトに貼り付けることで、変更管理オブジェクトを作成できます。選択したオブジェクトに対して「ワークスペースに追加」アイコン をクリックすると、選択したオブジェクトをワークスペース追加できます。「リセット」アイコン をクリックすると、元のオブジェクト表示に戻り、1 つ上のレベルの親が表示されます。
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「親」テーブルには、アップロードされた作業版数の情報のみが表示されます。
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