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ダイナミックドキュメントの情報ページ
ダイナミックドキュメントは Windchill ビジネスオブジェクトで、以下のドキュメントなど、特定のオーサリングアプリケーションの特別なドキュメントタイプを含みます。
PTC Mathcad データシート
Arbortext Editor XML ファイル
Arbortext Editor または Arbortext IsoDraw で作成された、あるいは使用するグラフィックファイル
Arbortext アプリケーションでは、3 種類のダイナミックドキュメントがサポートされています。これらをオーサリングアプリケーションおよびドキュメントカテゴリによって説明します。これらのオブジェクトの情報ページはそれぞれ異なる場合があります。ダイナミックドキュメントタイプは次のとおりです。
Arbortext ドキュメント - Arbortext Editor で作成されたダイナミックドキュメント (パブリッシングソースカテゴリ)。構造化ドキュメントの場合があります。
Arbortext グラフィック
- グラフィックスエディタで作成されたダイナミックドキュメント (パブリッシンググラフィックカテゴリ)
Arbortext IsoDraw グラフィック - Arbortext IsoDraw で作成されたダイナミックドキュメント (パブリッシンググラフィックまたはイラストレーションカテゴリ)
ダイナミックドキュメントの情報ページは、調査しているダイナミックドキュメントに関連する情報の集積場所です。ダイナミックドキュメントの情報ページには、「情報」アイコン をクリックしてアクセスします。表示される情報ページのバージョン (ワークスペースまたはコモンスペース) は、調査しているオブジェクトの特定のバージョンがワークスペースにあるか、コモンスペースにあるかによって異なります。
情報ページでは、ダイナミックドキュメントに対して操作を実行したり、属性と追加情報のテーブルを表示したりできます。Creo View がインストールされている場合は、サムネイルイメージを表示したり、ビジュアリゼーション情報にアクセスしたりすることもできます。
情報ページの機能の概要は、情報ページについておよび情報ページのタブのカスタマイズを参照してください。
ワークスペースとコモンスペースのバージョン
ダイナミックドキュメントの情報ページでは、2 つのバージョンがサポートされています。ワークスペーステーブル行から、「情報」アイコン をクリックすることで、ダイナミックドキュメントのワークスペースバージョンの情報ページが表示されます。一方、コモンスペース内のダイナミックドキュメントの「情報」アイコン をクリックすると、コモンスペースバージョンの情報ページにアクセスできます。
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ダイナミックドキュメントがワークスペースにチェックアウトされている場合は、「フォルダ」ページから「情報」アイコンをクリックすると、ワークスペースの情報ページが表示されます。
わかりやすいように、ワークスペースのダイナミックドキュメントの情報ページには、ダイナミックドキュメント名の後ろに「ワークスペース」アイコン が表示され、コモンスペースのダイナミックドキュメントの情報ページには「キャビネット」アイコン が表示されます。
ワークスペース情報ページから、「コモンスペースのこのオブジェクトに関する情報に移動」アイコン をクリックすることによって、ダイナミックドキュメントのコモンスペースバージョンの情報ページに切り替えることができます。オブジェクトをチェックアウトしている場合にのみ、コモンスペースページからワークスペースページに移動できます。これを行うには、「ワークスペースのこのオブジェクトに関する情報に移動」アイコン をクリックします。
以下の表は、埋め込みブラウザで使用できるさまざまなワークスペース指定のためのアイコンを示しています。
アイコン
ワークスペース指定
プライマリサーバー上のアクティブワークスペース
追加サーバー上のアクティブなワークスペース
非アクティブワークスペース、またはスタンドアロンブラウザで表示されるワークスペース
プライマリサーバー上のロックされたアクティブワークスペース
追加サーバー上のロックされたアクティブワークスペース
ロックされた非アクティブワークスペース
オブジェクト ID とステータスインジケータ
ページの上部のタイトル領域では、以下の属性によりオブジェクトが識別されます。
<オブジェクトタイプアイコン>
<オブジェクトタイプ>
<オブジェクト名>
組織 ID: <組織 ID> (該当する場合)
バージョン: <バージョン>
<ステータスイメージ> (該当する場合) - オブジェクトのデータベースステータスを示します。
「オブジェクトタイプ」アイコンの横に以下のイメージが表示され、ダイナミックドキュメントのステータスを示します。
イメージ
ステータス
説明
チェックアウト中
チェックアウトされたオブジェクトの作業版数があることを示します。つまり、ダイナミックドキュメントの更新済みの作業版数をチェックインするように、修正を加えていることを意味します。
ほかのユーザーが作業版数をチェックアウト
別のユーザーが、ダイナミックドキュメントの作業版数をチェックアウトしていることを示します。
別の作業版数がチェックアウト中
別のユーザーが同じダイナミックドキュメントの別の作業版数をチェックアウトしていることを示します。
別の作業版数が現在のユーザーによってチェックアウトされています
同じオブジェクトの別の作業版数をチェックアウトしていることを示します。
変更予定
(Windchill PDMLink のみ) オブジェクトのリリース済みバージョンに対してリビジョンが提案されたことを示します。変更予定のインジケータには高度な警告機能があるので、適切な計画を行うことができます。
プロジェクトにチェックアウト済み
(Windchill PDMLink または Arbortext Content Manager のみ) ダイナミックドキュメントが PDM からプロジェクトにチェックアウトされ、プロジェクト専用のバージョンのダイナミックドキュメントが作成されていることを示します。プロジェクトにチェックアウトされたダイナミックドキュメントは、PDM で修正できます。
PDM からチェックアウト済み
(Windchill ProjectLink のみ) ダイナミックドキュメントが「プロジェクトに追加」の操作時などに、PDM からプロジェクトにチェックアウトされていることを示します。PDM からチェックアウト済みのダイナミックドキュメントは、元の場所ではロックされ、プロジェクト内にはダイナミックドキュメントのプロジェクト特有のバージョンが作成されます。
PDM からの共有
(Windchill ProjectLink のみ) ダイナミックドキュメントが PDM から共有されていることを示します。共有オブジェクトはプロジェクト内で読み取ることができ、プロジェクトのメンバーはそのドキュメントを表示できます。
ProjectLink に共有
(Windchill PDMLink のみ) ダイナミックドキュメントがプロジェクトで共有されていることを示します。ダイナミックドキュメントがプロジェクトと共有されている場合でも、そのダイナミックドキュメントのオーナーは PDM 内でオブジェクトを修正できます。
操作
情報ページを開くと、オブジェクト ID バーの左側のメニューに関連する操作がリスト表示されます。Windchill で使用できる一般的な操作については、一般的な操作の一覧を参照してください。使用できる操作は、ダイナミックドキュメントのステータスやアクセス権によって異なります。ステータスインジケータの詳細については、オブジェクトステータスを参照してください。
このオブジェクトに関連する操作は次のとおりです。
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使用できるオプションは、オブジェクトのステータスやアクセス権によって異なります。たとえば、オブジェクトがチェックアウトされると、「チェックアウト」操作は使用できませんが、「チェックイン」「チェックアウトを解除」は操作リストに表示されます。
操作
説明
Arbortext Editor で開く
オブジェクトを Arbortext Editor のセッションで開きます (グラフィックダイナミックドキュメントには適用されません)。
> で開く
オブジェクトのデフォルトの既存の製品表現を表示します。
製品表現の表示
情報ページの「製品表現」タブが表示されます。この操作は、Arbortext ダイナミックドキュメントにのみ使用できます。この操作は、「フォルダ」ページなどで右クリックメニューからも使用できます。
製品表現をパブリッシング
ダイナミックドキュメントのパブリッシングを開始します。この操作は、「フォルダ」ページなどの右クリックメニューからも使用できます。
ワークスペースに追加
「ワークスペースに追加」ウィンドウが開きます。
プロジェクトに追加
(Windchill ProjectLinkWindchill PDMLink を実行している場合に使用可能) 「プロジェクトにオブジェクトを追加」ウィンドウが開きます。
ベースラインに追加
「ベースラインに追加」ウィンドウが開きます。
チェックアウト
「チェックアウトし、ワークスペースに追加」ウィンドウが開きます。
チェックイン
「チェックイン」ウィンドウが開きます。
「チェックアウトを解除」
「チェックアウトを解除」ウィンドウが開きます。
改訂
「新規リビジョン」ウィンドウが開きます。
セキュリティを管理
「セキュリティを管理」ウィンドウが開き、アクセス許可を設定できます。
アクセス制御を編集
「アクセス制御を編集」ウィンドウが開き、アドホックアクセス許可を設定できます。
セキュリティラベルを編集
「セキュリティラベルを編集」ウィンドウが開き、セキュリティラベル値を確認および変更できます。
移動
「移動」ウィンドウが開き、オブジェクトの新しい場所を指定できます。
名前を変更
「名前を変更」ウィンドウが開きます。
削除
「削除」ウィンドウが開き、データベースからオブジェクトを削除できます。
新規問題レポート
「新規問題レポート」ウィンドウが開き、問題レポートを作成できます。
新規変更リクエスト
「新規変更リクエスト」ウィンドウが開き、変更リクエストを作成できます。
新規変更通知
「新規変更通知」ウィンドウが開き、変更通知を作成できます。
状態を設定
「状態を設定」ウィンドウが開き、ライフサイクル状態を設定できます。
購読
「購読」ウィンドウが開き、オブジェクトに影響するイベント通知を要求できます。
コピー
オブジェクトをクリップボードにコピーします。
情報を比較
比較のためにデータベースオブジェクトを検索した後に、「比較オプション」ウィンドウが開き、比較するオブジェクト品質を選択します。その後に「比較レポート」が表示されます。
My ノートブックに追加
「My ノートブックに追加」ウィンドウが開きます。
ライフサイクルを再割当
「ライフサイクルを再割当」ウィンドウが開き、ライフサイクルの再割当またはオブジェクトの開始ライフサイクル状態を設定できます。
タブ
ダイナミックドキュメントの情報ページには、次のタブが表示されます。各オブジェクトの情報ページでタブをカスタマイズし、必要な情報のみが表示されるように設定できます。
詳細については、情報ページのタブのカスタマイズを参照してください。
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管理者によって、表示可能なタブがすでに設定されている可能性があります。
タブ
説明
詳細
ダイナミックドキュメントに関する基本情報の一部が表示されます。
ビジュアリゼーションコンポーネントの詳細については、サムネイルの概要を参照してください。
通常、「詳細」タブにはシステム属性が表示されます。Windchill で使用できる一般的な属性については、オブジェクトの属性を参照してください。さらに、「親」テーブルには、現在のダイナミックドキュメントと、そのダイナミックドキュメントが子となっている親ドキュメントが表示されます。
構造
(Arbortext Editor パブリッシングソースカテゴリの場合のみ表示) ダイナミックドキュメントの情報ページの「構造」タブには、そのドキュメントを構成する構造のビューと、その構造を調査および編集するための操作が表示されます。詳細については、CAD またはダイナミックドキュメント構造の表示を参照してください。
関連オブジェクト
(Arbortext IsoDraw パブリッシングソースカテゴリの場合のみ表示) そのダイナミックドキュメント用に作成された Visualization 製品表現を表示する「製品表現」テーブルが表示されます。また、関連オブジェクトとの関係を表示する「参照」「親参照」「ソースとイメージ」テーブルを含む「CAD/ダイナミックドキュメント」領域も表示されます(たとえば、この Arbortext IsoDraw オブジェクトが PVZ グラフィックダイナミックドキュメントから作成された場合、「ソースとイメージ」テーブルにはそのソース PVZ オブジェクトが表示されます)。
コンテンツ
(Arbortext グラフィックの場合のみ表示) プライマリコンテンツ (およびファイルを表示またはダウンロードするためのリンク)、添付資料 (セカンダリコンテンツ)、およびダイナミックドキュメントの製品表現またはアノテーションをリストするテーブルが表示されます。
製品表現
(Arbortext Editor パブリッシングソースカテゴリの場合のみ表示) そのダイナミックドキュメント用に作成された Visualization 製品表現を表示する「製品表現」テーブル、および存在する場合は「パブリッシングされたコンテンツ」情報が表示されます。
変更
ダイナミックドキュメントが関与する変更プロセスに関する情報を提供する「関連変更」テーブルが表示されます。
詳細については、「関連変更」テーブルを参照してください。
履歴
ダイナミックドキュメントの「バージョン履歴」および「タイムライン」が表示されます。
システム属性
オブジェクトの一意のアイデンティティを示す属性のサブセットがページに表示されます。新規タブを追加し、「カスタマイズ」 > 「一般」 > 「その他の属性」を選択して、オブジェクト属性の「一般」および「システム」テーブルを表示することにより、オブジェクトのその他の属性を表示できます。詳細については、情報ページのタブのカスタマイズを参照してください。
ビジュアリゼーション
情報ページには、オブジェクトのサムネイルイメージが含まれている場合もあります。また、Visualization 機能に関連した操作と情報にアクセスできます。
ダイナミックドキュメントのワークスペース情報ページを表示している場合、この表示可能イメージでは、データベースではなくワークスペースに現在保存されているオブジェクトが表示されます。データベースに保存されているイメージを表示するには、ページの上部にある「コモンスペースのこのオブジェクトに関する情報に移動」アイコン をクリックして、オブジェクトのデータベースバージョンの情報ページに移動します。
バンドルされたサーバーの操作に関する特別事項
Windchill PDMLinkWindchill ProjectLink では、共通の情報ページデザインが使用されていますが、バンドルされた Windchill PDMLink および Windchill ProjectLink サーバーで作業する場合は、注意が必要です。これらの事項は以下のとおりです。
Windchill PDMLink からオブジェクトを共有する場合
Windchill ProjectLink または Windchill PDMLink のコモンスペースからその情報ページにアクセスすると、Windchill PDMLink へのアクセスに関係なく、オブジェクトの Windchill PDMLink コモンスペースの情報ページが表示されます。
表示される情報ページは、プロジェクトベースラインに含まれる作業版数に対するものです。
情報ページ内で、アクセス制御対象であり、ユーザーが特定のアクセス権を持っていないすべての情報は、非表示になります。情報の代わりに、<セキュリティ保護されている情報> が表示されます。
Windchill ProjectLink のワークスペースからその情報ページにアクセスすると、Windchill PDMLink のコンテキストでワークスペースの情報ページが表示されます。
Windchill PDMLink からチェックアウトされた PDM オブジェクトの場合
Windchill ProjectLink のコモンスペースからその情報ページにアクセスすると、Windchill ProjectLink のコモンスペースの情報ページが表示されます。
Windchill PDMLink のコモンスペースからその情報ページにアクセスすると、Windchill PDMLink のコモンスペースの情報ページが表示されます。
Windchill ProjectLink のワークスペースからその情報ページにアクセスすると、オブジェクトの Windchill ProjectLink のワークスペースの情報ページが表示されます。
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