管理操作
Windchill では、サイト管理者と組織管理者は、別のユーザーのワークスペース内でチェックイン、チェックアウト解除、除去、名前変更の開始操作を行えます。この機能により、ユーザーが不在の場合やユーザーが操作を完了できない場合にオブジェクトに適用されているロックを管理者が解除できます。
「チェックイン」、「チェックアウトを解除」、「除去」管理操作を使用して、選択したオブジェクトに対して操作を開始でき、これらの操作はフォローアップユーザーインタフェースなしで完了します。
このセクションでは、以下について説明します。
オブジェクトのチェックイン、チェックアウト解除、除去
オブジェクトの名前変更
クイックチェックイン、チェックアウト解除、除去操作の開始
管理者は別のユーザーのワークスペース内で「除去」 、「チェックイン」 、「チェックアウトを解除」 操作を開始できます。これらの操作はほかのユーザーのワークスペース内のツールバーまたは「ファイル」メニューから開始できます。
これらの操作を開始するには、以下の手順を実行します。
1. 「別のユーザーのワークスペース」タブで、操作を開始するワークスペースを所有するユーザーをサーチします。
2. そのユーザーのワークスペースを開きます。
そのユーザーのオブジェクトリストが表示されます。
3. オブジェクトを選択し、次の操作を行います。
a. チェックアウトを解除するには をクリックします
b. チェックインを開始するには をクリックします
c. 除去を開始するには をクリックします
* 
保管状態のコンフィギュレーションを完全なものとするため、チェックイン操作を開始する前に、修正済みのすべての CAD ドキュメントを明示的に選択することをお勧めします
* 
「チェックアウトを解除」の対象として選択したオブジェクトはワークスペースからも除去されます。一度開始した「チェックアウトを解除」操作を元に戻すことはできません。
「名前を変更」操作の開始
「名前を変更」管理操作では以下の名前を変更できます。
ファイル名
ファイル番号
組織コード
含まれるオブジェクト
除外済みオブジェクト
再使用オブジェクト
再使用名
名前変更操作を開始するには、以下の手順を実行します。
1. 「別のユーザーのワークスペース」タブで、操作を開始するワークスペースを所有するユーザーをサーチします。
2. そのユーザーのワークスペースを開きます。
そのユーザーのオブジェクトリストが表示されます。
3. オブジェクトを選択し、「ファイル」 > 「名前を変更」の順にクリックします。
オブジェクトの名前変更ページが表示されます。
4. ファイル名を変更し、ファイル番号と組織コードを編集します。
5. 名前変更操作を元に戻すには、「テーブルをリセット」をクリックします。
これは役に立ちましたか?