特殊な管理 > データセキュリティの確保 > アクセス制御 > 必要なアクセス制御規則の例 > プロジェクトまたはプログラムとプロジェクト間での共有に必要なアクセス許可
プロジェクトまたはプログラムとプロジェクト間での共有に必要なアクセス許可
オブジェクトをプロジェクトまたはプログラムとプロジェクトの間で共有するには、各コンテキストに特定のアクセス制御許可が必要です。共有操作のいくつかと、プロジェクトおよびプログラムコンテキストで必要なアクセス許可を以下に示します。オブジェクトが共有されている場合、サイトコンテキストのシステムドメインに SharedContainerMap オブジェクトが作成され、SharedContainerMap の「フルコントロール (すべて)」アクセス許可が、共有を作成したユーザー、ソースコンテキストのプログラムマネージャグループまたはプロジェクトマネージャグループ、およびデフォルトでターゲットコンテキストのプロジェクトマネージャグループのメンバーに付与されます。プロパティ wt.inf.sharing.authorizedRoleswt.properties ファイルに追加することによって、SharedContainerMap オブジェクトに対する「フルコントロール (すべて)」アクセス許可が付与された役割をターゲットプロジェクト内で指定できます。このプロパティによって、共有を作成するユーザーおよびソースコンテキストのプログラムまたはプロジェクトマネージャグループに、SharedContainerMap オブジェクトに対する「フルコントロール (すべて)」アクセス許可を付与するという、既成の動作は変更されません。このプロパティの詳細については、properties.html ファイルを参照してください。
「コピー」および「貼り付け」- プロジェクトまたはプログラムコンテキスト内で、これらの操作によりオブジェクトをプロジェクトと共有できます。オブジェクトをプロジェクトと共有するには、オブジェクトの「アクセス許可の変更」および「読み取り」のアクセス許可と、ソースコンテキストの「読み取り」アクセス許可が必要です。オブジェクトがコンテンツホルダーである場合は、「ダウンロード」アクセス許可も必要です。ターゲットプロジェクトコンテキストでは、ターゲットフォルダの「修正」アクセス許可と、サイトコンテキストのシステムドメインでの SharedContainerMap オブジェクトタイプの「作成」アクセス許可が必要です。
「共有オブジェクトを除去」- 共有オブジェクトをターゲットプロジェクトコンテキストから除去します。ユーザーには、オブジェクトの「読み取り」アクセス許可、ターゲットプロジェクトフォルダの「修正」アクセス許可、および SharedContainerMap オブジェクトの「削除」アクセス許可が必要です。
* 
プログラムとの共有はサポートされていません。
これは役に立ちましたか?