Creo Elements/Direct Modeling オブジェクトの Windchill 自動番号付けの遅延
オブジェクトを保存する際にのみ Windchill 番号を Creo Elements/Direct Modeling オブジェクトに割り当て、オブジェクトを作成する際には割り当てないようにプリファレンスを設定できます。こうすることで、Modeling セッションで作成されたが保存されていない一時的なオブジェクトには Windchill 番号が割り当てられません。
Windchill 自動番号付けの遅延によって、一時的なオブジェクトが大量に作成される、板金などの操作でのパフォーマンスも向上します。これによって、一時的なオブジェクトそれぞれに Windchill 番号を割り当てるために Windchill サーバーに接続する必要がなくなります。
Windchill 自動番号付けの遅延
自動番号付けを遅延させるには、次のステップを実行します。
1. サイトまたは組織レベルで、「ユーティリティ」をクリックします。
2. 「ビジネス管理」の下の「プリファレンス管理」をクリックします。
あるいは、 > > の順にクリックします。
「プリファレンス管理」ウィンドウが開きます。
3. 「Workgroup Manager クライアント」で、「自動番号の生成を遅延」を右クリックし、右クリック操作メニューの「プリファレンスを設定」を選択します。
「ツリーを検索」フィールドで「自動番号の生成を遅延」をサーチすることもできます。
次のウィンドウが表示されます。
 | 「クライアント」が Creo Elements/Direct Modeling であることを確認します。 |
4. デフォルトのオプションは「はい」で、番号生成を遅延します。これにより、Creo Elements/Direct Modeling でオブジェクトが保存された場合にのみ Windchill 番号が生成されます。
Modeling でオブジェクトが作成されるたびに Windchill 番号を生成するには、「いいえ」を選択します。その場合、一時的なオブジェクトを含むすべてのオブジェクトに Windchill 番号が作成されます。
| | このオプションは Windchill Workgroup Manager ホームディレクトリにある wgmclient.ini ファイルでも設定できます。wgmclient.ini ファイルのオプションは「プリファレンス管理」ユーティリティのオプションをオーバーライドします。 |
wgmclient.ini ファイルでは、次のオプションを設定します。
delay.autonumber.generation=Yes (デフォルト)
delay.autonumber.generation=No
wgmclient.ini ファイルでのオプションの設定については、wgmclient.ini ファイルでのプリファレンスの設定または修正を参照してください。
5. 「OK」をクリックして、この操作を完了します。