ファミリーテーブルインスタンスの自動番号付け (Autodesk Inventor)
Inventor での自動番号付け
Windchill では、部品とファミリーテーブルインスタンスの両方で、自動番号付けオプションを使用できます。デフォルトでは、部品とファミリーテーブルインスタンスの作成時に、自動番号付けは行われません。
ファミリーテーブルインスタンスの番号付けの概念は、ファイル名の自動番号付けと同様です。詳細については、
ファイル名の自動番号付けを参照してください。
ファミリーテーブルインスタンスの自動番号付けの動作は、「ファミリーテーブルインスタンス番号を自動生成」プリファレンスで制御します。Windchill の「ユーティリティ」ページで、「プリファレンス管理」を見つけて、 > > に移動します。プリファレンスのデフォルトは「いいえ」です。
自動番号付けを「いいえ」に設定した場合の動作 - CAD ドキュメントのデフォルトの自動番号付けが有効になっている状態で、「ファミリーテーブルインスタンス番号を自動生成」プリファレンスを「いいえ」に設定した場合は、ユーザーが適用したインスタンス名が保存されます。設計テーブル (アセンブリビュー内) の「メンバー」列でインスタンスに追加された名前は、次に示すように、ファイル拡張子を除去して各インスタンスの「番号」フィールドに適用されます。
ただし、ジェネリック (例では "testasm.iam") については自動番号生成が行われ、ファミリー構造は次に示すように表示されます。
同じ例の「フォルダ」ページビューは、次のようになります。
自動番号付けを「はい」に設定した場合の動作- 「ファミリーテーブルインスタンス番号を自動生成」プリファレンスを「はい」に設定した場合に、インスタンスが設計テーブル (iAssembly/iPart の「著作者」ウィンドウ内) に追加されると、終了時に CAD ドキュメントの自動番号付け方式に従ってインスタンスに自動生成された番号が付けられます (次に示す図を参照)。設計テーブルでユーザーによって追加されたインスタンスのメンバー名は、既存の CAD ドキュメントの番号付け方式に従って自動生成された番号によって上書きされます。
その他の注意事項
• インスタンスの自動番号付け規則は、セッション内で新規に作成されたインスタンス、または設計テーブルの「メンバー」列で名前または番号が変更されたインスタンスのみに適用されます。このような場合は、以前のインスタンスが除去され、新規インスタンスが新規の自動番号を使用して作成されます。
• 「ファミリーテーブルインスタンス番号を自動生成」プリファレンスを「はい」に設定すると、これらのインスタンスにユーザー定義の名前を付ける必要がある場合に、Windchill Workgroup Manager の「名前を変更」PDM 操作を使用できます。
• 自動番号付けは、Autodesk Inventor セッションで「ワークスペースに保存」操作を使用して作成されたインスタンス、または Windchill Workgroup Manager から「ワークスペースにインポート」PDM 操作を使用して作成されたインスタンスには適用されません。