アップグレード対象のシリーズの設定
アップグレード対象のシリーズを設定するには、次の手順で行います。
1. <Windchill>\codebase\wt.properties 内の wt.series.* プロパティが、ソースシステムの wt.properties ファイルと一致していることを確認します。
次のことに留意してください。
◦ 変更はすべて site.xconf ファイル内で行い、このファイルに適用する必要があります。
◦ ターゲットシステムのシリーズに変更を加える場合は、アップグレード後に変更を行う必要があります。
2. ソースシステムがファイルベースのシリーズを使用している場合は、ターゲットシステム上のファイルベースのシリーズが、ソースシステムのファイルベースのシリーズと一致していることを確認する必要があります。ターゲットシステム上の wt.properties で、ソースシステムとまったく同じようにバージョン管理スキームが設定されていることを確認します。
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ターゲットシステムのファイルベースのシリーズに変更を加える場合は、アップグレード後に変更を行う必要があります。
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3. ソースシステムが、wt.properties をベースにしていないカスタマイズされたシリーズを使用している場合は、次のいずれかを行う必要があります。
◦ アップグレードの前に、カスタムのシリーズをファイルベースのシリーズに移動します。すべてのカスタマイズ内容を削除します。アップグレードの問題を避けるために、PTC はこの方法を強くお勧めします。
◦ ファイルベースのシリーズがソースシステム上で使用できない場合は、アップグレードの前にカスタマイズ内容をターゲットシステムに移植する必要があります。アップグレード後に、カスタムのシリーズをファイルベースのシリーズに移動し、カスタマイズ内容を削除してください。
4. システム内のすべてのバージョン化オブジェクトタイプに対してオブジェクト初期化規則 (OIR) が存在し、これらが有効なシリーズ (wt.properties 内で定義されている、またはファイルベースのシリーズである) を使用していることを確認します。wt.properties に、ソースシステムと同じ連続コンフィギュレーションが設定されていることを確認します。