製品、ライブラリ、プロジェクト、およびプログラムのコンテキスト
作成した各製品、ライブラリ、プロジェクト、およびプログラムについて、そのコンテキスト内に以下の 2 つのドメインが作成されます。
• 「System」ドメイン
このドメインは、組織コンテキストの「Private」ドメインの子です。したがって、「System」ドメインは「/Private」ドメインから継承されます。
• 「Default」ドメイン
「Default」ドメインの配置は以下の条件に依存します。
◦ 共有チームが使用されているかどうか。
◦ 共有チームが使用されていない場合は、「プライベートアクセス」が選択されているかどうか。
以下のセクションでは、Default ドメインの可能な配置を説明し、各シナリオの図を示します。
共有チームを使用したコンテキスト
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製品、ライブラリ、プロジェクト、あるいはプログラムの作成時に共有チームを使用すると指定した場合、作成される「Default」ドメインは、以下の図で示すように、組織コンテキストの共有チームドメインから継承されます (使用するテンプレートによっては、その他のドメインもそのコンテキストに作成されます)。この図には、Site、Org1、および Product1 コンテキストと、Org1 コンテキストの「Design」共有チームドメイン、および Product1 コンテキストの「System」および「Default」ドメインを示します。  |
このシナリオでは、ライブラリ、プログラム、およびプロジェクトの、「System」および「Default」ドメインのドメイン階層は、製品の階層と同じです。複数のコンテキストが同じ共有チームを使用する場合、それらの「Default」ドメインはその同じ共有チームドメインから継承されます。この場合は、それらは「/Default/Design」ドメインから継承されます。
「プライベートアクセス」付きコンテキスト
製品、ライブラリ、プログラム、またはプロジェクトの作成時に、共有チームは指定しないが、製品とライブラリに対して「プライベートアクセス」で「はい」を指定するか、または、プログラムとプロジェクトに対して「プライベートアクセス」で「プロジェクトのメンバーのみ」または「プログラムのメンバーのみ」オプションを指定した場合、作成される「Default」ドメインは、「/Default/PDM」ドメインや「/Default/Project」ドメインから継承されるのではなく、組織コンテキストの「/Private」ドメインから継承されます。以下の図に、プライベート Product2 コンテキストの階層を示します。
このシナリオでは、ライブラリ、プログラム、およびプロジェクトの、「System」および「Default」ドメインのドメイン階層は、製品の階層と同じです。
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共有チームを選択すると、「プライベートアクセス」は選択できません。共有チームを使用する場合、以下に示すように、「Default」ドメインは常に共有チームドメインから継承されます。 |
「プライベートアクセス」なしの製品とライブラリ
製品やライブラリの作成で、共有チームも、「プライベートアクセス」も指定しない場合、作成される「Default」ドメインは、以下の図に示すように、組織コンテキストの「/Default/PDM」ドメインから継承されます(使用するテンプレートによっては、その他のドメインも製品またはライブラリコンテキストに作成されます)。この図には、サイト、Org1、および Product1 コンテキストと、ドメインを示します。
「プライベートアクセス」なしのプロジェクトとプログラム
プロジェクトまたはプログラムの作成時に、共有チームを指定せず、「プライベートアクセス」で「デフォルト」オプションを指定した場合、以下の図に示すように、作成される「Default」ドメインは組織コンテキストの「/Default/Project」ドメインから継承され、「System」ドメインは組織コンテキストの「/Private」ドメインから継承されます(使用するテンプレートによっては、その他のドメインも組織またはプロジェクトコンテキストに作成されます)。この図には、サイト、Org1、および Project1 コンテキストおよびドメインを示します。
