ルーティング計画の調整
「ルーティング計画を調整」操作を使用して、プロセス計画オペレーションの属性値をローカライズされたオペレーションに同期化します。この操作により、ルーティング計画に関して、プロセス計画とそのローカライズされたオペレーションの間で一貫性が確保されます。また、同期化から特定のオペレーションを選択的に除外することもサポートされています。
「ルーティング計画を調整」操作を使用すると、プロセス計画オペレーションとローカライズされたオペレーションとの間で、作業時間、セットアップ時間、およびその他の時間などの属性を同期化できます。「調整しない」属性を設定することで、特定のプロセス計画オペレーションを同期化から除外できます。プロセス計画オペレーションの変更は自動的に検出され、ローカライズされたオペレーションに適用されます。
「ルーティング計画を調整」操作は、「ルーティング計画」ツールバーで使用できます。詳細については、「ルーティング計画」タブのツールバー操作を参照してください。
主要な概念
プロセス計画: オペレーションとその属性 (作業時間、セットアップ時間、その他の時間など) のリストの正しい情報源。
ローカライズされたオペレーション: プロセス計画オペレーションから属性情報を継承するオペレーション。
同期化: プロセス計画オペレーションからローカライズされたオペレーションの情報を更新するプロセス。
ルーティング計画を調整: プロセス計画オペレーションの情報とローカライズされたオペレーションの同期化を有効にする操作。
「調整しない」属性: Yes に設定されている場合に、特定のオペレーションの情報を同期化から除外する属性。この属性は、 「属性を編集」操作を開始すると表示される「属性を編集」ダイアログボックスにあります。詳細については、「ローカライズされたオペレーション」の操作を参照してください。
設定の手順
「ルーティング計画を調整」操作を設定して、同期化する属性を指定できます。これを行うには、管理者が com.ptc.windchill.mpml.routing.localizationAttributesMapping プロパティを設定して、同期化する属性を指定する必要があります。
このプロパティは、適切な部品タイプおよび値を指定して custom.site.xconf ファイルに追加する必要があります。詳細については、「プロパティ値の設定と変更の反映」を参照してください。
共通属性には次のものがあります。
作業時間
セットアップ時間
その他の時間
このプロパティは、次のフォーマットで指定します。
<Property name="com.ptc.windchill.mpml.routing.localizationAttributesMapping" default="LaborTime,SetupTime,OtherTime"/>
コンマセパレータを使用すると、このプロパティに複数の属性を追加できます。
「ルーティング計画を調整」操作の使用
1. プロセス計画オペレーションの属性を更新します。
2. 「ルーティング計画を調整」操作を使用して、ローカライズされたオペレーションに変更を適用します。
同期化シナリオ
「ルーティング計画を調整」操作は、プロセス計画オペレーションとローカライズされたオペレーションを比較します。矛盾が存在し、「調整しない」属性が No に設定されている場合、ローカライズされたオペレーションが、プロセス計画オペレーションの属性値で更新されます。「調整しない」属性が Yes に設定されている場合、そのオペレーションの同期化はスキップされ、ローカライズされたオペレーションで手動で更新された値は変更されずに残ります。
シナリオ 1: 標準の同期化
1. プロセス計画オペレーションの属性値を更新します。
2. 「ルーティング計画を調整」操作を実行します。「調整しない」属性が No に設定されている場合、更新された値が、ローカライズされたオペレーションにコピーされます。
シナリオ 2: 同期化からの除外
1. ルーティング計画オブジェクトで、「調整しない」属性を Yes に設定します。
2. そのオペレーションは同期化から除外されます。プロセス計画オペレーションでの変更は、ローカライズされたオペレーションには影響しません。
シナリオ 3: ローカライズされたオペレーションでの手動更新
1. ローカライズされたオペレーションで属性値を直接変更します。
2. 「調整しない」が自動的に Yes に設定されます。これにより、今後はプロセス計画オペレーションから同期化されなくなります。
* 
更新する属性は、com.ptc.windchill.mpml.routing.localizationAttributesMapping プロパティに含まれている必要があります。例: <Property name="com.ptc.windchill.mpml.routing.localizationAttributesMapping" default="LaborTime,SetupTime,OtherTime"/>
* 
「調整しない」属性が No に設定されている場合、「矛盾レポート」ダイアログボックスが表示されます。「矛盾レポート」ダイアログボックスでは、矛盾に関する情報が次のコラムに表示されます。
オペレーションアイデンティティ
タイプ
前の値
現在の値
ステータス
矛盾がない場合は、矛盾がないことを示すユーザーメッセージが表示されます。
これは役に立ちましたか?