アプリケーションパラメータの追加と If Else 文を使用したポップアップの編集
ここでは、3D-Guided Service Instructions 200 エクスペリエンスで使用した多くのコードを再利用しますが、いくつかの新しいアプリケーションパラメータと変数をコードの先頭に追加します。
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このセクションに記載されているコードの完全版については、GitHub の Appendix 1 を参照してください。
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1. 新しい JavaScript を追加する前に、新しいアプリケーションパラメータを作成する必要があります。これらのアプリケーションパラメータを使用して、クワッドコプターモデルの属性を Vuforia Studio 内のパラメータにバインドし、データバインディングに使用できるようにします。
a. 画面右側の「データ」枠を開き、「アプリケーションパラメータ」リストを展開します。
b. 「アプリケーションパラメータ」の横にある緑の「+」を使用して、以下のアプリケーションパラメータを追加します。
▪ itemCount - 選択された部品の数を表示するためのパラメータです。
▪ itemName - 選択された部品の名前を保存するためのパラメータです。
▪ itemNumber - 部品番号に関するパラメータです。
▪ priceInfo - 部品の価格に関するパラメータです。
これらの各パラメータの横にあるボックスにデータを入力しないでください。必要なデータは、モデルの属性から追加されます。このデータは、これ以降のアクティビティで、外部のソースから取得されます。
2. 「Home.js」で、partName 変数、instructionName 変数、partNumber 変数の下に、以下に示す 2 つの新しい変数を追加します。
◦ priceString - metadata.get を使用してモデルの listPrice 属性を取得するための変数です。
◦ price - 条件演算子を使用して、priceString のデータ型を文字列から浮動小数点に変換するための変数です。これにより、部品に価格が設定されている場合は、その価格を数値として登録できるようになります。価格が設定されていない場合は、空の文字列として登録されます。
var priceString = metadata.get(pathId, 'listPrice');
//
//listPrice is obtained as a string. If there is a price for the part, then use parseFloat to turn the string into a float. If there is not a defined price, set price to ""
var price = priceString != undefined ? ' </br>$' + parseFloat(priceString)
: "";
3. 次に、新しい変数の下で、上記の手順 1 で作成したアプリケーションパラメータを初期化し、アプリケーションパラメータが、新しく作成した一部の変数と一致するようにします。アプリケーションパラメータは、カートに部品を追加する際に使用します。カートは、これ以降のセクションで作成します。
このセクションでは、各部品の在庫数を示す itemCount パラメータの値が「1」になります。これは、各部品に外部データが関連付けられていないためです。priceInfo パラメータは、price 変数などのように「$」が追加されていないため、実際の価格とはわずかに異なります。これは、これ以降のセクションでカートの合計数を追加する目的でこのパラメータを使用するためです。
//
// set itemName app parameter to be equal to the partName variable, same relationship with itemNumber and partNumber and priceInfo and price.
// Set the itemCount to 1 for the purpose of this section, since it is not hooked up to an actual inventory.
$scope.app.params.itemName = partName;
$scope.app.params.itemNumber = partNumber;
$scope.app.params.priceInfo = parseFloat(priceString);
$scope.app.params.itemCount = 1;
4. これで、すべての初期変数とアプリケーションパラメータが作成されました。
次のセクションでは、
古い関数とテキストの除去を実行します。