コラボレーションワークフローの例

これらのワークフローは、両方のユーザーがすでに GitHub リポジトリへのアクセス権を持っていることを前提としています。リポジトリの作成またはリポジトリのクローン作成の詳細については、コラボレーションのための GitHub の設定を参照してください。

この例では、GitHub から最新のプロジェクトファイルをフェッチ (fetch) するようユーザーに指示しています。または、pull 操作を使用して、リポジトリから最新の変更をダウンロードすることもできます。次に、2 つの操作の違いについて簡単に説明します。どちらの操作を使用するかは、GitHub で選択したワークフローによって異なります。

操作

説明

Fetch

GitHub リポジトリから最新のプロジェクトファイルをダウンロードしますが、ローカルブランチにマージしません。詳細については、GitHub Docs の「リモートリポジトリから変更をフェッチする」を参照してください。

マージによって、ローカルで行った変更と、ほかのユーザーによる変更が結合されます。詳細については、「ローカルブランチに変更をマージする」を参照してください。

Pull

GitHub リポジトリから最新のプロジェクトファイルをダウンロードし、ローカルブランチにマージします。Pull 操作は、1 つのコマンドを使用して Fetch と Merge の両方を完了するショートカットと見なされます。

プルを実行する前に、必ずローカルの作業をコミットしてください。

詳細については、GitHub Docs の「リモートリポジトリから変更をプルする」を参照してください。

ワークフローの最初の部分では、ユーザー 1 が Vuforia Studio 内のプロジェクトに対していくつかの変更を行い、GitHub Desktop を使用して変更内容を把握してから、更新されたプロジェクトファイルを GitHub にプッシュします。

1. GitHub Desktop のリポジトリから最新の変更をフェッチします。これにより、最新のファイルを使用して作業を行うことができます。詳細については、「リモートリポジトリから変更を取得する」を参照してください。

4. GitHub Desktop を開きます。「Changes」タブで変更内容を確認できます。タブ内の各変更をクリックすると、加えられた変更について、さらに詳細なビューが表示されます。詳細については、「差分を表示する方法の選択」を参照してください。

ワークフローの 2 番目の部分では、ユーザー 2 によって、ユーザー 1 がプロジェクトに対して行った変更をフェッチし、ユーザー 1 によって行われた変更を GitHub Desktop で表示し、独自の変更を行い、更新されたファイルを GitHub にプッシュするといった操作が実行されます。

3. フェッチが完了した後、「History」タブを選択します。ここでは、ユーザー 1 によって行われた更新を含む、プロジェクトに対する変更の履歴を表示できます。詳細については、「GitHub Desktop でのブランチ履歴の表示」を参照してください。