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3D ゲージ
このウィジェットの機能
「3D ゲージ」ウィジェットでは、AR エクスペリエンスの 3D キャンバス上のイメージとテキストのウィジェット機能が結合されています。「3D ゲージ」ウィジェットをキャンバス上にドラッグアンドドロップすると、デフォルトのイメージとデフォルトのテキストが表示されます (どちらも更新可能)。サポートされているファイルフォーマットは次のとおりです。
.png
.jpg.jpeg
.svg
.gif
.bmp
このウィジェットを使用するケース
3D ゲージ内で接続されている Thing のプロパティを表示する場合は、「3D ゲージ」を使用します。たとえば、ジェネレータのエンジン温度を表示する場合は、単純に「EngineTemp」プロパティをゲージにバインドします。
このウィジェット固有のプロパティ、サービス、イベント、操作
一般的なウィジェットのプロパティ、サービス、イベントのリストについては、共通のウィジェットプロパティ、サービス、イベントを参照してください。
次のテーブルに、このウィジェット固有のプロパティを示します。
プロパティ
JavaScript
タイプ
説明
テキスト
text
string
ウィジェットに表示されるテキスト。
リソース
src
resource url
3D ゲージに使用されるイメージへのパス。デフォルトでは、vu_gauge1.svg に設定されています。
「3D ゲージ」を追加するには、次のいずれかの操作を実行します。
フィールドの横の をクリックして、新しいイメージファイルを追加します。
フィールドに直接イメージの URL を入力するか、コピーして貼り付けます。
イメージをドロップダウンメニューから選択します。
サポートされているファイルフォーマットは次のとおりです。
.png
.jpg
.svg
.jpeg
.gif
.bmp
フォント
font
string
フォントのタイプ。デフォルトでは、Arial に設定されています。
フォントサイズ
fontsize
string
ピクセル単位で指定されたフォントのサイズ。デフォルトでは、40 ピクセルに設定されています。
テキスト属性
textattrs
string
テキストの属性:
塗りつぶし
テキストベースライン
テキスト整列
状態ベースのフォーマットを有効化
enableStateFormatting
boolean
ThingWorx で設定されている状態定義に基づいて、ウィジェットのフォーマットを設定することができます。
このチェックボックスをオンにすると、次のプロパティが表示されます。
依存フィールド
状態定義
ThingWorx のスタイル定義と状態定義の詳細については、ThingWorx ヘルプセンターでスタイルと状態の定義を参照してください。
依存フィールド
stateFormatValue
string
このプロパティは、「状態ベースのフォーマットを有効化」チェックボックスがオンになっている場合に表示されます。ThingWorx のスタイル定義と状態定義の詳細については、ThingWorx ヘルプセンターでスタイルと状態の定義を参照してください。
状態定義
stateFormat
boolean
このプロパティは、「状態ベースのフォーマットを有効化」チェックボックスがオンになっている場合に表示されます。ThingWorx のスタイル定義と状態定義の詳細については、ThingWorx ヘルプセンターでスタイルと状態の定義を参照してください。
キャンバスを基準にしたテキストの X 座標
textx
number
キャンバスに対する X 軸上のテキストの位置。
キャンバスを基準にしたテキストの Y 座標
texty
number
キャンバスに対する Y 軸上のテキストの位置。
スケール
scale
string
ゲージのスケール。
X 座標
x
number
X 軸上のゲージの位置。
Y 座標
y
number
Y 軸上のゲージの位置。
Z 座標
z
number
Z 軸上のゲージの位置。
X 回転
rx
number
X 軸を中心としたゲージの回転。
Y 回転
ry
number
Y 軸を中心としたゲージの回転。
Z 回転
rz
number
Z 軸を中心としたゲージの回転。
キャンバスを基準にしたイメージの X 座標
imagex
number
キャンバスに対する X 軸上のゲージの位置。
キャンバスを基準にしたイメージの Y 座標
imagey
number
キャンバスに対する Y 軸上のゲージの位置。
キャンバス拡張オーバーライド
canvasgrowthoverride
string
キャンバスのサイズをオーバーライドするタイミングを選択することができます。以下に示すいずれかのオプションを選択します。
「キャンバスはテキストサイズで拡張」 - テキストのサイズが大きくなったり小さくなったりするにつれてキャンバスのサイズが変化します。
「キャンバスはイメージサイズで拡張」 - イメージのサイズが大きくなったり小さくなったりするにつれてキャンバスのサイズが変化します。
「キャンバスはイメージサイズおよびテキストサイズで拡張」 (デフォルト) - イメージまたはテキストのサイズが大きくなったり小さくなったりするにつれてキャンバスのサイズが変化します (テキストとイメージの間の値が大きくなると、キャンバスのサイズがオーバーライドされます)。
「オーバーライドなし」 - 「キャンバス高さ」および「キャンバス幅」のプロパティによって定義されたサイズがキャンバスで維持されます。
キャンバス高さ
canvasheight
number
キャンバスの高さ。
キャンバス幅
canvaswidth
number
キャンバスの幅。
ビルボード
billboard
boolean
常にビューアに向かって、ウィジェットの中心を基準としてウィジェットを回転します。ウィジェットの位置は、画面に合わせて調整されます。
遮蔽
occlude
boolean
このチェックボックスがオンになっている場合、ウィジェットのジオメトリが非表示になりますが、それと同時に、3D シーン内のウィジェットの背後に配置されているその他の拡張もすべて非表示になります。
そのため、非表示ウィジェットの位置に、背景またはカメラフィードが表示されます。このプロパティを使用して特定の拡張の周囲に配置されている 3D ジオメトリを非表示にすることにより、その拡張を強調することができます。
常に手前に表示
decal
boolean
3D シーン内のウィジェットジオメトリの深さに関係なく、そのウィジェットジオメトリが別の拡張上にオーバーレイされます。これを「はい」に設定すると、別の拡張によって 3D シーン内のウィジェットジオメトリが非表示になることはありません。通常、このプロパティは、常に表示しておく必要があるラベルやセンサーで使用することができます。
不透明度 (1 不透明 - 0 透明)
opacity
number
0 から 1 までの数値を設定します。この数値により、オブジェクトの透明度レベルを制御します。0 を設定するとオブジェクトが完全に透明になり、1 を設定すると完全に不透明になります。
ピボット
pivot
select
イメージのピボット点を決定します。
左上
中央上
右上
中央左
中央
中央右
左下
中央下
右下
高さ
height
number
ゲージの高さ (メートル)。
width
number
ゲージの幅 (メートル)。
動作中のウィジェット
ウィジェットがどのように表示されるか、以下に例を示します。
使用時に必要な最小ステップ
外観
1. 「3D ゲージ」ウィジェットをキャンバス上にドラッグアンドドロップします。
2. 「データ」枠で、数値プロパティを持つサービスが含まれているエンティティをサーチします。
3. サービスが追加されたら、「現在選択されているアイテム」の下に表示されている数値プロパティをウィジェットにドラッグアンドドロップし、「バインディングターゲットを選択」ウィンドウで「テキスト」を選択します。
* 
「データ」枠で、「サービス」 > 「コンフィギュレーション」「起動時に呼び出し」を選択するようにしてください。