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カメラ
このウィジェットの機能
3D アイウェアエクスペリエンスで画像を撮影できます。
このウィジェットを使用するケース
エクスペリエンス中にユーザーが画像を撮影できるようにするには、「カメラ」ウィジェットを使用します。
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ThingWorx インスタンスのリポジトリに画像を保存する場合は、管理者が以下のコンフィギュレーションパラメータを configuration.json ファイルに手動で追加する必要があります。
"nohttp2":true
Experience Service がオンプレミスでインストールされている場合は、管理者にお問い合わせください。
ご使用の Experience Service が PTC によってホストされている場合、サポートケースをオープンし、「製品」フィールドから Vuforia Studio を選択し、「PTC クラウドサービスでケースをオープンしますか?」ドロップダウンメニューから「はい - PTC クラウド環境についてのアクティビティ (更新、ビルド、アップグレードなど) または情報をリクエストします」を選択します。
このウィジェット固有のプロパティ、サービス、イベント、操作
一般的なウィジェットのプロパティ、サービス、イベントのリストについては、共通のウィジェットプロパティ、サービス、イベントを参照してください。
次のテーブルに、このウィジェット固有のプロパティを示します。
プロパティ
JavaScript
タイプ
説明
3D 拡張を非表示
isAugmentationsHidden
boolean
選択した場合、エクスペリエンスの 3D 拡張は非表示になります。
イメージデータ
image
string
カメラによって撮影された結果の JPEG イメージの base64 エンコード文字列 (テキスト)。
イメージ URL
ImageUrl
string
上記のイメージデータを、Web ページに埋め込むことができるハイパーリンク、または 3D イメージウィジェットのリソースとしてバインドできるハイパーリンクにラップします。
確定 UI
JavaScript
タイプ
説明
承認ボタンラベル
acceptLabel
string
撮影した写真を承認するためのボタンに表示されるテキスト。
撮り直しボタンラベル
retakeLabel
string
写真を撮り直すためのボタンに表示されるテキスト。
キャンセルボタンラベル
cancelLabel
string
写真の撮影をキャンセルするためのボタンに表示されるテキスト。
サービス
JavaScript
説明
画像を撮影
takePicture
このサービスを呼び出すと、スクリーンショットが作成されます。
イベント
JavaScript
説明
画像を撮影済み
pictureTaken
画像を撮影したときにトリガーされます。引数には幅、高さ、および方向 (横または縦) が含まれます。
ユーザーがキャンセル
userCanceled
ユーザーがカメラをキャンセルしたときにトリガーされます。
動作中のウィジェット
ウィジェットがどのように表示されるか、以下に例を示します。
使用時に必要な最小ステップ
1. 3D アイウェアのプロジェクトの 3D キャンバスから、「カメラ」ウィジェットをキャンバス上にドラッグアンドドロップします。
2. 「3D ボタン」ウィジェットをドラッグして、キャンバス上にドロップします。
3. ボタンに表示するテキストを入力します。たとえば、「Take Picture」などと入力します。
4. 「ボタン」「クリック」イベントの横にある アイコンを、プロジェクトツリーの「camera-1」にドラッグアンドドロップします。
5. 「バインディングターゲットを選択」ウィンドウで「画像を撮影」を選択し、「バインド」をクリックします。
6. 「3D イメージ」ウィジェットをキャンバス上にドラッグアンドドロップします。
7. 「カメラ」ウィジェットの「イメージ URL」プロパティを「3D イメージ」ウィジェットにドラッグアンドドロップします。「バインディングターゲットを選択」ウィンドウで、「リソース」を選択して「バインド」をクリックします。
手順 1 から 5 を完了した後、オプションで次の手順を実装できます。
1. 「カメラ」ウィジェットの「イメージ URL」プロパティを「3D イメージ」ウィジェットにバインドします。「リソース」をバインディングターゲットとして選択します。
2. 「カメラ」ウィジェットの「イメージデータ」プロパティを ThingWorx サービスにバインドして、イメージを保存します。