ウィジェットの操作 > 3D > 3D オーディオ
  
3D オーディオ
* 
3D アイウェアプロジェクトでのみ使用できます。
このウィジェットの機能
3D オーディオウィジェットを使用すると、3D アイウェアエクスペリエンス内でオーディオファイルを再生できます。サポートされているファイルフォーマットは次のとおりです。
.wav
.mp3
* 
「プレビュー」ではオーディオを再生できません。オーディオを再生するには、エクスペリエンスをパブリッシュして HoloLens で表示する必要があります。
このウィジェットを使用するケース
以下の場合に、3D オーディオウィジェットを使用します。
エクスペリエンス内にオーディオを含める場合。
エクスペリエンスで、ユーザーが両手でタスクを実行する必要がある場合。たとえば、サービス技術者がジェネレータのオイルを交換している場合は、その手順のオーディオを再生することができます。デバイス上でその手順を読み取ったり、紙のマニュアルを参照する必要はありません。
このウィジェット固有のプロパティ、サービス、イベント、操作
一般的なウィジェットのプロパティ、サービス、イベントのリストについては、共通のウィジェットプロパティ、サービス、イベントを参照してください。
次のテーブルに、このウィジェット固有のプロパティ、サービス、イベントを示します。
プロパティ
説明
オーディオのソース
オーディオを追加するには、次のいずれかの操作を実行します。
フィールドの横の をクリックして、新しいオーディオファイルを追加します。
フィールドに直接オーディオの URL を入力するか、コピーして貼り付けます。
オーディオファイルをドロップダウンメニューから選択します。
ボタンの色
ボタンの色を選択します。詳細については、カラーピッカーを参照してください。
パネルの色
パネルの色を選択します。詳細については、カラーピッカーを参照してください。
プリロード
オーディオをプリロードするかどうかを選択します。
再生中
オーディオが再生中かどうかを示します。
追従
ウィジェットを最前線のビュー内に維持し、環境内の便利な場所に配置されるようにします。
* 
重複を避けるためには、一度に 1 つのウィジェットのみが「追従」プロパティを使用する必要があります。
「ピン留め」アイコンを使用してエクスペリエンスを表示する際に、3D オーディオをピン留めおよびピン留め解除することもできます。
これにより、エクスペリエンスを表示している個々のユーザーが、「追従」プロパティを変更できます。
* 
以下に示すバインド可能なプロパティは、プロパティを「3D オーディオ」ウィジェットにバインドするときに、「バインディングターゲットを選択」ウィンドウにのみ表示されます。たとえば、「3D チェックボックス」ウィジェットの「押している」プロパティを「3D オーディオ」ウィジェットにドラッグアンドドロップすると、「バインディングターゲットを選択」ウィンドウが表示され、以下の 3 つのプロパティを選択してパネルにバインドできます。
バインド可能なプロパティ
説明
オフセット X (m)
X 軸上におけるユーザーからのパネルのオフセット (メートル単位)。
オフセット Z (m)
Z 軸上におけるユーザーからのパネルのオフセット (メートル単位)。
スナップ距離 (m)
「追従」が選択されており、この距離を超えた場合に、「3D ビデオ」パネルが移動を開始する距離 (メートル単位)。
サービス
説明
再生
オーディオを再生するバインド可能なサービス。
一時停止
オーディオを一時停止するバインド可能なサービス。
中止
オーディオを中止するバインド可能なサービス。
早送りスキップ
早送りスキップするバインド可能なサービス。
巻き戻しスキップ
巻き戻しスキップするバインド可能なサービス。
イベント
説明
再生開始
オーディオを開始したときにトリガーされます。
再生一時停止
オーディオを一時停止したときにトリガーされます。
再生終了
オーディオが終了したときにトリガーされます。
動作中のウィジェット
ウィジェットがどのように表示されるか、以下に例を示します。
使用時に必要な最小ステップ
外観
1. 「3D オーディオ」ウィジェットをキャンバス上にドラッグアンドドロップします。
2. 「オーディオのソース」フィールドで、オーディオリソースを選択または追加します。
* 
この例では、「詳細」枠の「プリロード」ドロップダウンリストで「コンテンツ」を選択します。これにより、エクスペリエンスを開くと同時に、コンテンツが表示されるようになります。