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Postman を使用した ThingWorx 管理者の OAuth アクセストークンの取得
Postman は、インストール中に PingFederate 認証サーバーから OAuth アクセストークンを取得するために使用されます。このアクセストークンは、Experience Service インストールプロセス中に使用されます。
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信頼されていない自己署名の X509 証明書を使用すると、Postman は空白画面を表示し、エラーは発生しません。自己署名証明書を使用して SSL URL に対して Postman を実行するには、その証明書を、Postman が実行されているマシン上の、オペレーティングシステムの信頼されている証明書のリポジトリに追加します。Windows では、これは通常、「信頼されたルート証明機関」ストアです。Linux では、これは、/etc/ssl/certs/ca-bundle.trust.crt と呼ばれる PEM 証明書のファイルです。
ThingWorx 管理者の OAuth アクセストークンを取得するには、次の手順を実行します。
1. Postman をインストールします。
2. Postman を開き、「New」メニューから「Request」を選択して新しいリクエストを作成します。
3. リクエストの名前を入力します。たとえば、「Get Admin Token」と入力します。
4. リクエストのコレクションまたはフォルダを選択します。
5. 「Save」をクリックします。
6. 詳細枠で「Authorization」タブを選択します。
7. 「Type」「OAuth 2.0」を選択します。
8. 「Get New Access Token」をクリックし、「GET NEW ACCESS TOKEN」ウィンドウで次の値を指定します。
プロパティ
Token Name
任意の名前を使用します。
Grant Type
Authorization Code
Callback URL
これを <es-redirect-uri> パラメータと同じに設定します:
<es-base-url>/ExperienceService/auth/oidc/callback
例:
https://es.example.com:8443/ExperienceService/auth/oidc/callback
詳細については、PingFederate コンフィギュレーションの「SSO コンフィギュレーションパラメータ」のセクションを参照してください。
Auth URL
これを <as-auth-endpoint> パラメータと同じに設定します。例:
https://pingfed.example.com/as/authorization.oauth2
詳細については、PingFederate コンフィギュレーションの「SSO コンフィギュレーションパラメータ」のセクションを参照してください。
Access Token URL
これを <as-token-endpoint> パラメータと同じに設定します。例:
https://pingfed.example.com/as/token.oauth2
詳細については、PingFederate コンフィギュレーションの「SSO コンフィギュレーションパラメータ」のセクションを参照してください。
Client ID
この値を、PingFederate で定義した Experience Service OAuth クライアント ID と同じ値に設定します。
Client Secret
この値を Experience Service OAuth シークレットと同じ値に設定します。
Scope
THINGWORX
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カスタム範囲を使用している場合は、これをそのカスタム値に設定します。
State
これは空白のままにできます。
Client Authentication
Send client credentials in body
9. 「Request Token」をクリックします。
10. プロンプトが表示されたら、ThingWorx 管理者のユーザー名とパスワードを使用してログインします。
11. 「Request for Approval」ウィンドウが表示されたら、ThingWorx へのアクセスを承認します。
12. ThingWorx へのアクセスの認証と承認が完了した後、Postman で「MANAGE ACCESS TOKENS」ウィンドウが表示されます。「Access Token」の値のコピーを作成し、Experience Service インストール時に使用できるように保存します。
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アクセストークンは短期間で期限切れになる可能性があるため、トークンを取得した直後に Experience Service のインストールを続行します。