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アドバンスモデルターゲット生成を有効にするための情報のリクエスト
Experience Service のバージョン 9.12 では、Vuforia クラウドサービスにアクセスしてアドバンスモデルターゲットの生成をサポートするように Experience Service を設定できます。これまで、この機能は PTC クラウドサービスのお客様のみが使用できました。
アドバンスモデルターゲット生成を Experience Service で有効にするには、Experience Service に固有の資格証明を持つ Vuforia サービスにアクセスするように設定する必要があります (この機能を使用するには、Experience Service に送信インターネット接続が必要です)。Experience Service の各インスタンスには独自の資格証明が必要です。
1. ID の取得
Experience Service 9.12.0 へのインストールまたはアップデートが正常に完了した後、ログファイル (通常は thingserver.log) から Experience Service ID を収集できます。ID は次のようになります。
Experience Service ID: 60776b0761bc4368dc4327ffb2d71388806682d80f7a6df61bf743735ec720b0
この行を表示するには、Experience Service に対して少なくとも 1 つのリクエストを行う必要があります。まだリクエストされていない場合は、ブラウザ (https://es.acme.com/ExperienceService/ など) から Experience Service にアクセスします。
2. PTC テクニカルサポートからのライセンスキーの取得
Experience Service ID が使用可能になったら、PTC テクニカルサポートでケースをオープンします
サポートリクエストでは、以下を示す必要があります。
オンプレミス Experience Service でのアドバンスモデルターゲット生成を有効にすること
最後のステップで取得した Experience Service ID
この情報を使用して、PTC テクニカルサポートは、インストール「モデルターゲット生成」ステップで使用できる Experience Service のクライアント ID とシークレットを提供できます。
3. Vuforia サービスと通信するための許可リスト URL
オンプレミスのアドバンスモデルターゲットの有効化のリクエストが完了したら、Experience Service が Vuforia サービスと通信できるように、次の URL が許可されていることも確認する必要があります。
https://vws.vuforia.com
https://guacamole-modeltargettrainer-production-databases.s3.eu-west-1.amazonaws.com
追加情報 - オンプレミスのアドバンスモデルターゲット生成データフロー
次のフローダイヤグラムは、アドバンスモデルターゲット生成オンプレミスでのデータフローのアーキテクチャの概要を示しています。
オンプレミスのアドバンスモデルターゲット生成に関するいくつかの重要な事実を以下に示します。
認証 - Vuforia Web サービス API への認証は、OAuth2 または OAuth 1.0a のようなフローに依存します。認証資格情報は Experience Service に保存され、Experience Service スーパー管理者によって設定されます。
転送中のデータの暗号化 - Vuforia クラウドサービスと交換されるすべてのデータは、HTTPS とトランスポート層セキュリティ (TLS) 1.2 以上を使用して暗号化されます。
保存時のデータの暗号化 - Vuforia クラウドサービスに保存されているすべてのデータが保存時に暗号化されます。
データセットの生成 - モデルは、クラウドでデータセットの生成に使用されるモデルをトレーニングするために、メタデータ情報とともに BLOB として Vuforia クラウドに送信されます。トレーニングが完了すると、データセットファイルが含まれている zip として、Experience Service にデータセットが返されます。