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ハードウェアのサイズ
ハードウェア要件は、Experience Service が、必須の ThingWorx サーバーと同じハードウェア上で実行されているか、異なるハードウェア上で実行されているかによって異なります。運用環境での最小推奨事項を以下に示します。
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実際のサイズは、アプリケーションや使用方法によって異なります。
ThingWorx サーバーとは別にインストールされた Experience Service (基本認証のみ)
以下に示すハードウェアのサイズに関するガイドラインでは、基本認証の使用時に、Experience Service が、必須の ThingWorx サーバーとは異なるハードウェアにインストールされている場合を想定しています。
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今後、SSO 認証に移行する場合は、ThingWorxExperience Service の両方が同じサーバー上に存在するように再設定する必要があります。
要素
説明
メモリ
4 GB
CPU
2 コア
仮想環境では、使用する CPU/コアの数の表現に固有の用語が使用される場合があります。環境が最小要件を満たしているかどうかを特定する際は、この点について考慮する必要があります。
エクスペリエンスをパブリッシュするときに、最も負荷がかかるのは CPU です。パブリッシュするエクスペリエンスのサイズによって、パブリッシュのリクエストに使用される CPU の容量が決まります。パブリッシュが行われない場合に、1 秒当たり 10 件の割合でリクエストを受信する場合を想定すると、2 コアシステムで数千人の (パブリッシュを行わない) ユーザーによる通常のアクティビティに対応できます。
ディスクのタイプ
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サーバークラスのハードウェアをお勧めします。
ディスク容量
1 GB
このディスク容量で、Node.js および必須のノードモジュールを含め、Experience Service のインストールに適応できます。SQLite データベースの初期テーブルの作成にも適応します (SQLite を使用している場合)。
OS、必須の ThingWorx サーバー、または PostgreSQL データベース (PostgreSQL を使用している場合) に必要となる容量は含まれていません。
パブリッシュしたエクスペリエンスのコンテンツを保存する場合は、追加の容量が必要になります。必要となる追加のディスク容量の合計は、パブリッシュするエクスペリエンスのサイズと複雑度によって異なります。各エクスペリエンスのサイズは、約 2 MB になります (エクスペリエンスに含まれる 3D グラフィックデータは除く)。3D グラフィックデータのサイズは、複雑度と品質によって大きく変わります。
ログファイルにも追加の容量が必要になります。ログファイルのサイズは、使用方法に応じて非常に大きくなる場合があります。syslog とログローテーションを使用することをお勧めします。
ディスクの速度
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現時点では具体的な推奨事項はありません。複数のプロジェクトが同時にパブリッシュされないかぎり、通常の条件下でディスクの入出力が問題になることはありません。
ThingWorx サーバーと並列してインストールされている Experience Service
Experience Service が、必須の ThingWorx サーバーと同じハードウェアにインストールされている場合、最小ハードウェア要件は Experience Service のアクティブなユーザーの数によって異なります。次のテーブルに、推奨される要件に加え、並列してインストールされる ThingWorx サーバーに追加で必要となるハードウェアリソース要件を示します。ThingWorx サーバーの最小ハードウェアサイズ要件の詳細については、ThingWorx のドキュメントを参照してください。
ユーザーの数
推奨事項
500 人未満
追加のハードウェアリソースは必要ありません。これは、1 秒当たり 1 件の割合でリクエストを受信する場合を想定しています。
500 から 1000 人
CPU コアを 1 個追加することをお勧めします。これは、1 秒当たり 5 件の割合でリクエストを受信する場合を想定しています。
1000 人超
アクティブなユーザーが 1000 人を超える場合は、Experience ServiceThingWorx サーバーとは別にインストールすることをお勧めします。これは、1 秒当たり 10 件以上の割合でリクエストを受信する場合を想定しています。