データストアの選択
個々のデータストアの詳細については、 データストア関連セクションを参照してください。以下に概要を示します。
H2: 評価またはデモ用の非運用、単一サーバー展開
PostgreSQL、MS SQL Server: どちらも運用で使用できます。組織内で運用を行う IT 担当者が使い慣れているものを選択します。さらに、次の注意事項があります。
PostgreSQL および MS SQL Server は、業界で広く採用されているエンタープライズレベルの運用データベースです。
PostgreSQL は ThingWorx で最も広く使用されており、多数の ThingWorx ユーザーに使用され長く存在することから、最も成熟しているものと見なすことができます。
PostgreSQL はオープンソースですが、ThingWorx で使用する際に必要なインストールとコンフィギュレーションのほとんどのステップについて、PTC によってドキュメントが作成されています。 「永続化プロバイダとしての PostgreSQL の使用」を参照してください。
商用データストアのオプションである MSSQL Server は、ユーザーがこのデータストアの容量プランニング、インストール、コンフィギュレーションについての知識を持ち、そのライセンス要件を満たしていることを前提としています。
PTC はライセンスの制限により、MS SQL Server を操作するために必要な JDBC ドライバーを提供していません。これらのドライバーはベンダーから取得してください。
DataStax Enterprise はデータ永続化プロバイダのみを提供します。データ永続化プロバイダは高スケールのデータ取得に使用され、いずれかのモデルプロバイダ (PostgreSQL または MS SQL Server) とともに使用する必要があります。
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ThingWorx Platform バージョン 8.5.0 の時点で、DataStax Enterprise は販売対象でなくなっており、今後のリリースではサポートされません。詳細については、 販売終了に関するアーティクルを参照してください。