列レンダラーとフォーマット
グリッドウィジェットで使用可能な列レンダラーのタイプ、およびそのフォーマットとその他の注記を以下の表に示します。
レンダラータイプ
フォーマット
注記
Default
該当なし
可能な場合にはデータを文字列としてレンダーします。
Number
使用するフォーマットが含まれている文字列を選択または入力します。
JSON コンフィギュレーションサービス - このフォーマットでは % および $ の両方がサポートされます
Mashup Builder - このフォーマットでは $ だけがサポートされます。
どちらでも小数がサポートされます。
Long
使用するフォーマットが含まれている文字列を選択または入力します。
JSON コンフィギュレーションサービス - このフォーマットでは % および $ の両方がサポートされます
Mashup Builder - このフォーマットでは $ だけがサポートされます。
どちらでも小数がサポートされます。
HTML
raw - 実際の HTML がグリッドのセルに表示されます。
format - HTML がエンコードされ、XSS サニタイズされ、ブラウザによって解釈されて表示されます。
unsanitized - HTML はエンコードされますが、ブラウザによって解釈されて表示される前に XSS サニタイズされません。
左側の列にリストされているフォーマットオプションは JSON 用です。Mashup Builder では、これらのオプションには以下のラベルが付いています。
未フォーマット (フォーマットなし)
フォーマットあり
フォーマットあり、未サニタイズ (セキュリティで保護されていない)
* 
未サニタイズフォーマットを使用する場合、グリッド列にユーザーデータが表示されないようにします。開発者によって作成されたセキュリティの脆弱性がないアプリケーションデータだけが表示されるようにします。
Hyperlink
_blank - 新規ウィンドウまたはブラウザタブ (ブラウザによる) がナビゲーションのターゲットになります。
_self - 現在のウィンドウまたはタブがナビゲーションのターゲットになります。
_parent - iframe の親がナビゲーションのターゲットになります。
_top - 上部フレームがナビゲーションのターゲットになります。
ハイパーリンクレンダラーを選択している場合、「リンクテキスト」列も使用できます。リンクによって表示されるテキストを入力します。
ハイパーリンク列を設定するときの JSON の例を以下に示します。
"columnFormatter": {
"type": "hyperlink",
"format": "_blank",
"params": {
"textFormat": "Click here!"
}
}
Imagelink
image - イメージをその実際のサイズで表示します。
scaledtowidth - 列の幅に合わせてイメージをスケール変更します。
scaledtoheight - 行の高さに合わせてイメージをスケール変更します。
hyperlink - クリックするとイメージが表示されるリンクを表示します。
String
full - テキスト文字列全体を表示します。
notext - テキストを表示しません。
limitN - テキストの表示を先頭から N 文字までに制限します。データオーバーフローオプションを使用している場合、通常は制限の必要はありません。
Boolean
checkbox - グリッドセルに表示専用のチェックボックスを表示します。
text - true や false などのテキストオプションを表示します。
notext - データを表示しません。状態フォーマットにのみ使用します。
Datetime
momentjs および jdate フォーマットの使用方法については、右側のリンクに従ってください。
詳細については、以下を参照してください。
Integer
使用するフォーマットが含まれている文字列を選択または入力します。
JSON コンフィギュレーションサービス - このフォーマットでは % および $ の両方がサポートされます
Mashup Builder - このフォーマットでは $ だけがサポートされます。
Integer では小数がサポートされません。
Location
場所を指定する緯度、経度、標高フォーマットが含まれている文字列を選択または入力します。このフォーマット文字列を使用して、緯度/経度/標高の値の精度を切り捨てることができます。切り捨てた場合、値は切り上げられます。標高の値が含まれていない場合、出力文字列で省略されます。
状態定義を使用することで、場所とともにアイコンを表示できます。状態を設定することで、場所文字列の値に応じて、アイコンを表示する条件を定義します。
場所列を設定するときの JSON の例を以下に示します。
"columnFormatter": {
"type": "location",
"format": "0.000000",
}
}
* 
アドバンスグリッドおよびアドバンスツリーグリッドのリストはランタイムで Image、ThingCode、Vec2、Vec3、Vec4、および Infotable ベースタイプをレンダーおよび編集できます。
動的設定を行っている場合、動的データシェイプによるレンダリングがサポートされます。アドバンスグリッド内のデータが動的データシェイプを使用して設定される場合、値を希望どおりにレンダーするにはランタイムでコンフィギュレーションを行います。コンフィギュレーションは、アドバンスグリッドの Configuration にバインドされているサービスを使用して指定できます。このサービスは、データシェイプ名に基づいてデータを提供するサービスのようなものです。