1. オンプレミスシステムで、FileRepository Thing Template を使用して WindchillSystemRepository などの Thing を作成します。

2. オンプレミスシステムでフローサービスを作成します。このサービスは Windchill からドキュメントをダウンロードしてから、ThingWorx の「ファイルをアップロード」操作を使用してそのドキュメントを WindchillSystemRepository にアップロードします。

3. クラウドシステムで、RemoteThingWithFileTransfer という名前の Thing Template を使用して Remote Thing を作成します。この Remote Thing をオンプレミスの WindchillSystemRepository にバインドするため、「識別子」フィールドに値を設定する必要があります。「識別子」フィールドのフォーマットは <Thing の名前>@<サーバー識別名> です。たとえば、オンプレミスフェデレーションサブシステムのサーバー識別名が publisher で Thing の名前が WindchillSystemRepository である場合、「識別子」フィールドは WindchillSystemRepository@publisher になります。

4. 接続に成功したことを確認するため、RemoteThingWithFileTransfer Thing のプロパティページに移動し、isConnected プロパティが true になっていることを確認します。

5. 以下の手順を実行して、クラウドの ThingWorx インスタンスを介してオンプレミスの WindchillSystemRepository の WindChillUploadFileService を呼び出します。

a. RemoteThingWithFileTransfer のサービスページに移動し、「リモートサービスをブラウズ」をクリックします。使用可能なすべてのリモートサービスが表示されます。

b. WindchillUploadFileService をサーチし、これをドラッグして新規サービスを作成します。

6. WindchillRemoteService 操作 (Windchill からドキュメントをダウンロードしてオンプレミスの WindchillSystemRepository にアップロード)、CopyFileFromOnPremToCloud 操作 (オンプレミスの WindchillSystemRepository からクラウドの SystemRepository にファイルをコピー)、および Box の「ファイルをアップロード」操作 (ファイルを Box アカウントにアップロード) を使用してオンプレミスシステム内のフローを実行するフローをクラウドシステム上に作成します。