ThingWorx Flow 8.4.1 から 8.4.8 までのデータベース管理者のパスワードの更新
ThingWorx Flow データベース管理者のパスワードを更新した後、ThingWorx Flow で同じパスワードを更新する必要があります。それには、以下の手順に従います。
1. ThingWorx Flow をインストールしたマシンで管理者としてコマンドプロンプトを起動し、次のコマンドを実行して secret パラメータの値を取得します。
a. pm2 prettylist | find "CONFIG_IMAGE"
b. CONFIG_IMAGE 変数の値をコピーします。これは、手順 3 および手順 7 で指定する必要がある secret パラメータの値です。
secret パラメータの値を使用して、トラストストアを復号化します。
2. 次のコマンドを実行します。
a. cd \ThingWorxOrchestration\cryptography\tw-security-common-nodejs
b. Windows: npm link
Linux: sudo npm link
3. 次のコマンドを実行して、暗号化されたキーファイルを復号化します。
node dist\KeyFileTool.js --secret <CONFIG_IMAGE の値> --keyfile-location \ThingWorxOrchestration\misc\keyfile-key --plaintext \ThingWorxOrchestration\cryptography\keys.json --encrypted \ThingWorxOrchestration\cryptography\keys.enc decrypt
このコマンドによって、新規の復号化された keys.json ファイルが \ThingWorxOrchestration\cryptography\ フォルダ内に作成されます。
4. keys.json ファイルで、パラメータ MODEL_DB.connection.password を、更新後の ThingWorx Flow データベース管理者のパスワードに修正します。
5. \ThingWorxOrchestration\cryptography\keys.enc ファイルのバックアップを作成します。
6. \ThingWorxOrchestration\cryptography\keys.enc ファイルを削除します。
7. 次のコマンドを実行して、新規の暗号化された keys.enc ファイルを作成します。
node dist\KeyFileTool.js --secret <CONFIG_IMAGE の値> --keyfile-location \ThingWorxOrchestration\misc\keyfile-key --plaintext \ThingWorxOrchestration\cryptography\keys.json --encrypted \ThingWorxOrchestration\cryptography\keys.enc encrypt
このコマンドによって、暗号化された keys.enc ファイルが \ThingWorxOrchestration\cryptography\ フォルダ内に作成されます。
8. 復号化された keys.json ファイルを削除します。
9. ThingWorx Flow サービスを再起動します。