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Thing 中心のアプローチと従来のクエリーアプローチ
リレーショナルデータベースでは、物理的アセットはテーブル内のレコードです。そのテーブルには、アセットに関するさまざまなデータを含む複数のサブテーブルと、アセットテーブルへの外部キーがあります。階層と関係は複数のレイヤーで構成されています。アプリケーション開発者はデータベースに対するクエリーを作成し、標準 SQL 構文とさまざまな JOIN 句や WHERE 句を使用して照会します。たとえば、乗用芝刈り機の履歴データにアクセスするには、次のようなクエリーを作成します。
Select Asset.Name, LawnTractorHistory.timestamp, LawnTractorHistory.location, LawnTractorHistory.temperature
From Asset, LawnTractorHistory
Where Asset.ID = LawnTractorHistory.AssetID and
LawnTractorHistory.timestamp is between [querystart] and [queryend]
その後、クエリーの結果セットを処理するコードを記述します。この手順を繰り返し、ソリューションを構築できます。
モデルの構築に伴い、ThingWorx は REST API レイヤーを動的に展開してそれらの機能や関数にアクセスします。API パターンは比較的シンプルです。Thing のリストを取得するには、次のように照会します。
https:<Server>/Thingworx/Things
これで、アクセス権があるモデルの Thing のリストが得られます。次のように入力すると、
https:<Server>/Thingworx/Things/<thingName>
指定した Thing のプロパティ、サービス、その他の機能のリストが得られます。表示可能な名前空間があるので、リストをドリルダウンできます。
Thing モデル全体で同じパターンを使用できます。次のように入力すると、
https:<Server>/Thingworx/Server
すべてのエンティティのリストが得られます。クリックで試すことができます。