リモートアクセスの要件

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リモートアクセスの要件

ThingWorx 8.5 以降でリモートアクセスの機能を使用するには、環境が特定の要件を満たしていなければなりません。アセットが Axeda eMessage Agents を実行している場合は、ThingWorx Axeda Compatibility Package のヘルプセンターのトピック「Requirements for Remote Sessions」を参照してください。

アセットが ThingWorx WebSocket-based Edge MicroServer (WS EMS)、Lua Script Resource (LSR) を実行している場合は、環境が以下の要件を満たしていなければなりません。

1. Remote Access Client (RAC) のバージョンに対応する ThingWorx Platform のバージョンがインストールされ、実行されている。Remote Access Extension (RAE) v.1.2.0 を使用する場合は、ThingWorx Platform v.8.5.2 以降を実行していなければなりません。ThingWorx Platform v.8.4.x ～ 8.5.x では RAC v.1.1.0 を使用できます。v.1.2.0 には ThingWorx Platform v.8.4.x ～ 8.5.1. との下位互換性がありません。詳細については、 ThingWorx Remote Access Extension と Remote Access Client のサポートマトリックスを参照してください。

拡張機能をインポートするために、コンフィギュレーションファイル platform-settings.json の設定が変更されていることを確認し、プラットフォームを再起動してください。詳細については、このヘルプセンターの以下のトピックを参照してください。

• 拡張機能のインポート

• platform-settings.json コンフィギュレーションの詳細

2. ThingWorx Remote Access Extension (RAE) が ThingWorx Platform にインポートされている。WS EMS または LSR を実行しているデバイスでは、リモートアクセスに必要な拡張機能はこの拡張機能のみです。RAE をインポートする手順については、拡張機能のインポートを参照してください。

3. ThingWorx Asset Advisor に用意されている ThingWorx Remote Access and Control アプリケーションを使用する場合は、ThingWorx Apps Extension と ThingWorx Remote Access and Control Extension を ThingWorx Platform にインポートしなければなりません。ThingWorx Apps v.8.5 を使用している場合は、 ThingWorx Apps 8.5 ヘルプセンターを参照してください。v.8.4 を使用している場合は、v.8.4 の ThingWorx Apps Setup and Configuration Guide を参照してください。このガイドは PTC サポートサイトの「参照ドキュメント」ページにあります。

4. 管理者は、セキュリティエンティティを設定し、リモートアクセスのための表示権限とアクセス許可を付与するサービスを実行しなければなりません。リモートアクセスのセキュリティを参照してください。

5. ThingWorx Edge SDK アプリケーションまたは WS EMS でトンネリングを設定し、Thing のトンネリングコンフィギュレーションを ThingWorx Composer でセットアップしなければなりません。詳細については、ThingWorx Edge SDK または WS EMS のヘルプセンターを参照してください。

次の手順

環境がこれらの要件を満たしていることを確認した後、管理者は基本的なセットアップタスクを実行しなければなりません。次のセクションリモートアクセスの管理者セットアップタスクでは、これらのタスクについて説明します。セキュリティとリモートアクセスについては、リモートアクセスのセキュリティを参照してください。ThingWorx Remote Access Extension (RAE) の機能については、以下のトピックを参照してください。

• リモートアクセスのサブシステム

• RemoteAccessible Thing とリモートアクセスプロバイダの関連付け

セットアップタスクが完了すると、適切な表示権限とアクセス許可を持つ管理者またはエンドユーザーは、以下のタスクを実行できます。

• RAClientLinker ウィジェットと ThingWorx Mashup Builder を使用してマッシュアップを作成する。 RAClientLinker ウィジェットの使用を参照してください。

• ThingWorx Remote Access Client (RAC) を使用してリモートセッションを試行する。 ThingWorx Remote Access Client (RAC) を参照してください。

• マッシュアップまたは Asset Advisor を使用してリモートセッションを開始します。v.8.5 の ThingWorx Apps の場合、 ThingWorx Apps 8.5 ヘルプセンターで「アプリケーションについて」のセクションの「Asset Advisor」のセクションを参照してください。v.8.4 の ThingWorx Apps を使用している場合、ThingWorx Apps Setup and Configuration Guide (v.8.4) の「アプリケーションについて」の章を参照してください。このガイドは、 PTC サポートサイトの「参照ドキュメント」ページにあります。