リモートテンプレート
Web ソケットを介した Edge デバイスまたはデータストアとの通信に使用される Thing Template がいくつか用意されています。RemoteThing は、Web ソケットを使用してネットワーク内の別のノード (Thing) と通信するための命名規則です。WSEMS および SDK の Thing Template には以下が含まれます。
RemoteThing - ファイル転送やトンネリングを必要としない Remote Thing。OPC-DA データソース Thing にも使用されます。プロパティ、サービス、イベントをサポートします。
RemoteThingWithFileTransfer - ファイル転送が可能な RemoteThing
RemoteThingWithTunnels - トンネリングが可能な RemoteThing
RemoteThingWithTunnelsAndFileTransfer - ファイル転送とトンネリングの両方が可能な RemoteThing
RemoteDatabase - リモート OLE-DB データソース。
EMSGateway - EMSGateway Thing Template は、WSEMS をスタンドアロンの Thing としてアドレス指定するために使用されます。これは WSEMS がゲートウェイコンピュータ上で実行中で、ローカルエリアネットワーク内の別の IP アドレス上に存在する 1 つ以上の RemoteThing との通信を処理している状況で役立ちます。
SDKGateway - EMSGateway とほぼ同じですが、ゲートウェイとして SDK 実装を使用している場合に使用します。
前述の Thing Template に加え、ディスク IO 用に最適化された別のサーバーに永続化オブジェクトの負荷を分散する必要がある、フェデレーションストレージのシナリオで、以下の Remote Template を使用できます。
RemoteStream - 別の ThingWorx サーバー上で実行してデータを永続化するストリーム Thing へのローカルプロキシオブジェクトを作成します。
RemoteValueStream - 別の ThingWorx サーバー上で実行してデータを永続化する値ストリーム Thing へのローカルプロキシオブジェクトを作成します。
RemoteDataTable - 別の ThingWorx サーバー上で実行してデータを永続化するデータテーブル Thing へのローカルプロキシオブジェクトを作成します。
RemoteBlog - 別の ThingWorx サーバー上で実行してデータを永続化するブログ Thing へのローカルプロキシオブジェクトを作成します。
RemoteWiki - 別の ThingWorx サーバー上で実行してデータを永続化する Wiki Thing へのローカルプロキシオブジェクトを作成します。