タグ
タグはボキャブラリと特定のボキャブラリ項目の組み合わせです。タグは <ボキャブラリ>:<ボキャブラリ項目> として表されます。ほぼすべての ThingWorx エンティティにタグ付けできます。タグを使用して、さまざまな ThingWorx エンティティ間に関連を作成できます。
ボキャブラリは、特定の概念や Thing を表すときに使用される単語または識別子のリストです。1 つのボキャブラリに複数のボキャブラリ項目が含まれています。ボキャブラリの例としては、色や場所があります。
ボキャブラリ項目は、Thing を説明したり概念を表したりするときに使用される単語または語句です。色ボキャブラリのボキャブラリ項目の例としては、赤、青、緑があります。場所の例としては、製造プラントが存在する都市名などがあります。
ThingWorx エンティティに複数のタグを付けることが可能です。次に例を示します。
部門:保守
色:青
部門:経理; 色:緑
部門:購買; 色:緑; 色:青
タグを使用して、サーチ結果をフィルタしたり、特定のデータをエクスポートしたり、ThingWorx エンティティ間に関連を作成したりできます。
モデルタグ
モデルタグは、Thing や Thing Template などのモデル内のアイテムに項目を関連付けるときに使用します。モデルタグを使用することで、関連するモデルエンティティを簡単にサーチして見つけることができます。タグはデータの収集だけでなく整理にも役立ちます。タグは特にモデルのサーチに使用され、階層関係を表している必要はありません。
データタグ
データタグはランタイムで作成または収集されたデータに項目を関連付けるときに使用します。たとえば、特定の理由コードをダウンタイムイベントに関連付けることができます。データ収集時に生成されるロット ID を時系列データにタグ付けすることもできます。データタグを使用することで、ThingWorx 内のデータに対して特定の項目に関連する情報をサーチできます。
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