アトミックコンポーネント
アトミックコンポーネントは ThingWorx モデリングエンティティから成ります。アトミックコンポーネントの例としてユーザーインタフェースウィジェットが挙げられます。
アトミックコンポーネントのタイプ
アトミックコンポーネントには以下のタイプがあります。
• モデル
• サービス
• データアダプタ
• ユーザーインタフェース
モデルアトミックコンポーネントの作成
モデルアトミックコンポーネントを作成する際には、以下の最良事例を考慮してください。
• コンフィギュレーション可能なパラメータを使用してコンポーネントを作成するには、Thing Template 上のコンフィギュレーションテーブルを使用します。コンフィギュレーションテーブルで、コンフィギュレーション可能にするパラメータを定義し、そのデータを収集します。
• Thing は、プロパティとビジネスロジックを持つ、物理的なデバイス、アセット、製品、システム、人、またはプロセスを表します。Thing が既成の Thing Template を拡張せずに、必要なすべての Thing Shape を実装するだけであっても、アプリケーションは動作しなければなりません。
• Thing にデータテーブルと値ストリームを関連付けることができます。Thing およびモデルエンティティが物理的アセットのグループによって共有されている場合、データテーブルおよび値ストリームも共有されなければなりません。
サービスアトミックコンポーネントの作成
サービスアトミックコンポーネントを作成する際には、以下の最良事例を考慮してください。
• 可能な場合、サービスは JavaScript で実装します。
• ユーザーがサービスをオーバーライドできるようにしなければなりません。これにより、ユーザーは既成のサービスを独自のカスタマイズしたサービスに置き換えることが可能になります。
• サービスを共有することはお勧めしません。アプリケーションの Thing Shape または Thing Template で定義されているサービスを再使用する場合、必要なサービスが含まれている Thing Shape または Thing Template を実装する新規 Thing を作成しなければなりません。
データアダプタアトミックコンポーネントの作成
サービスに推奨される最良事例がデータアダプタにも適用されます。データアダプタアトミックコンポーネントを作成する際には、以下の最良事例も考慮してください。
• このレイヤーにセキュリティ、認証、アクセス制御を実装します。
• このコンポーネント内のアプリケーションに関連するビジネスロジックを最小化します。
• データアダプタは純粋なデータフェッチレイヤーです。これはビジネスロジックを実装しません。
• 大きなデータセットを操作している場合、データアダプタは改ページをサポートしなければなりません。
• アダプタはモデルやサービスなどの各種コンポーネントによって共有できます。
• データ集計はサービスコンポーネントレベルで行われます。
ユーザーインタフェースアトミックコンポーネントの作成
ユーザーインタフェースアトミックコンポーネントを作成する際には、以下の最良事例を考慮してください。
• ユーザーインタフェースを作成するには ThingWorx ウィジェットを使用します。ユーザーインタフェースにはビジネスロジックが含まれていてはならないので、ウィジェットに ThingWorx サービスが含まれていてはなりません。
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これらのウィジェットは既成の ThingWorx ウィジェットです。これらは SDK を使用して作成されていません。
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• ユーザーインタフェースは JavaScript を使用して開発します。
• アップグレードをサポートするため、以下のビジュアリゼーションエレメントは編集不可能でなければなりません。
◦ メディア
◦ スタイル
◦ 状態定義
◦ 静的メニュー