アップグレードの影響の防止
ThingWorx Utilities 上に開発する場合、今後新しいリリースにアップグレードする際に問題が発生しないようにするための手順があります。 今後のリリースで提供されるアップデートによっては、カスタムコードとオブジェクトがThingWorx Utilities へのアップデートと互換性があることの確認が必要な場合があります。アップグレードの問題を防止するには、以下の項目について確認してください。
リソースプロバイダ
ThingWorx Utilities オントロジーを拡張して新しいドメインをサポートする場合、Customer および Contact など、固有のリソースタイプのモデル作成は避けてください。その代わり、Addressable および Contactable など、それらのリソースによって提供される機能をモデル作成してください。
Java ベースの Thing Template は、ThingWorx Composer で修正しないでください。Java ベースの Thing Template を ThingWorx Composer で修正しないようにするには、拡張機能の一部としてインポートする際に、Thing Template が編集不可に設定されていることを確認してください。
機能
名前の競合を避けるには、機能のデータシェイプのフィールド名には機能のプレフィックスが含まれていなければなりません。たとえば、Contactable 機能には、PhoneNumber および Email ではなく、ContactablePhoneNumber および ContactableEmail のようなフィールド名が必要です。
作成した任意のオントロジー拡張への今後の変更によるアップグレードの影響を避けるには、オントロジー拡張の一部である機能を作成する ThingWorx エンティティ (たとえば、Thing Shape およびデータシェイプ) は、拡張機能によってインポートされる際に編集不可に設定する必要があります。
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