Mashup Builder > ウィジェット > 標準ウィジェット > パレート図ウィジェット (テーマ指定可能)
パレート図ウィジェット (テーマ指定可能)
概要
パレート図を表示します。
パレート図は、棒グラフと折れ線グラフを組み合わせたチャートの一種です。個々の値が棒グラフによって降順に表示され、累計値が折れ線グラフによって表されます。パレート図の累計線は、棒グラフ内のデータに基づいて自動的に計算されます。
Mashup Builder でパレート図を作成する方法については、以下のビデオをご覧ください。大きなウィンドウでビデオを視聴するには、ビデオのタイトルをクリックします。
* 
パレート図ウィジェットは ThingWorx 9.1 以降のバージョンで使用できます。
このウィジェットは、プラットフォームの「標準」の組み込みウィジェットとして、および SDK からインポートした場合には Web コンポーネントとして使用できます。
データ形式
グラフのデータ構造を表すフィールド定義を含むインフォテーブルを作成する必要があります。インフォテーブルには、X 軸と Y 軸の値のフィールド定義が含まれている必要があります。データ系列の値のフィールド定義を含む列を追加することによって、複数のデータ系列を追加できます。各インフォテーブル行は、X 軸のカテゴリとそれに対応する Y 軸の値を表します。次のテーブルに、インフォテーブルのデータ形式を示します。
X 軸
Y 軸の値
Y 軸の値 N
フィールド定義
x:{name:'x',baseType:'STRING'}
value1:{name:'value1',baseType:'NUMBER'}
value1:{name:'value2',baseType:'NUMBER'}
使用
グラフの棒 (列) の X 軸の値を定義します。データのベースタイプは STRING でなければなりません。各行が X 軸上にカテゴリとして表示されます。この列に定義されている名前は、XAaxisField ウィジェットプロパティに選択する必要があるオプションです。
カテゴリの Y 軸の値と凡例ラベルを定義します。
追加した各データ系列の Y 軸の値と凡例ラベルを定義します。
ベースタイプ
STRING
NUMBER
NUMBER
行の例
x:'Apple' - ここで、Apple は X 軸に表示するカテゴリ名
value1:10 - カテゴリの Y 軸の値
value2:30 - 2 つ目のデータ系列の Y 軸の値
次の図は、y 軸に 4 つのフィールド定義があるインフォテーブルから返されたデータの例を示しています。
プロパティテーブル
次のテーブルに、ThingWorx 9.4 以降で使用可能なプロパティを示します。
プロパティ名
説明
ベースタイプ
デフォルト値
バインド可能
ローカライズ可能
SampleSize
チャートに表示するデータポイントの数を設定します。
NUMBER
該当なし
N
N
ShowZoomButtons
水平ズームまたは垂直ズームが有効になっている場合に、チャートツールバーにズームインボタンとズームアウトボタンを表示します。
BOOLEAN
False
N
N
EmptyChartIcon
チャートが空の場合に表示するアイコンを指定します。
メディアエンティティ
not visible
N
N
EmptyChartLabel
チャートが空の場合に表示するテキストを指定します。
STRING
[[ChartStateLabelEmpty]]
N
Y
ErrorStateIcon
チャートが空の場合に表示するアイコンを指定します。
メディアエンティティ
error
N
N
ErrorStateLabel
チャートが空の場合に表示するテキストを指定します。
STRING
N
Y
LoadingIcon
チャートのデータがロード中である場合に表示するアイコンを指定します。
メディアエンティティ
chart loading icon
N
N
NoDataSourceIcon
チャートがデータソースにバインドされていない場合に表示するアイコンを指定します。
メディアエンティティ
bind
N
N
NoDataSourceLabel
チャートがデータソースにバインドされていない場合に表示するテキストを指定します。
STRING
[[ChartStateLabelNoData]]
N
Y
パレート図ウィジェットのプロパティを以下に示します。
プロパティ名
説明
ベースタイプ
デフォルト値
バインド可能か(Y/N)
ローカライズ可能か(Y/N)
CumulativeLineLabel
凡例領域内の累計線ラベルとして表示されるテキストを指定します。
STRING
割合
Y
Y
CumulativeLineMarkerShape
累計線上のデータポイントのマーカーシェイプを設定します。
使用可能なオプションは、「円」「四角形」「ひし形」「なし」です。
STRING
Y
N
CumulativeLineMarkerSize
累計線上のデータポイントのマーカーサイズを設定します。
NUMBER
8
Y
N
CustomClass
ウィジェットの最上位の div に適用されるユーザー定義の CSS クラス。スペースで区切って、複数のクラスを入力できます。
STRING
該当なし
Y
N
Data
チャートのインフォテーブルのデータソース。
INFOTABLE
該当なし
Y
N
DataLabel1 - DataLabel24
これらのプロパティは、NumberOfSereis を特定の数値に設定した場合にリストされます。これらのプロパティを使用して、凡例内のデータ系列ごとにカスタムラベルを指定できます。詳細については、チャートの凡例のカスタマイズを参照してください。
STRING
該当なし
N
Y
DataSeriesStyle
チャート上のすべてのデータ系列の状態フォーマットを設定します。
データ値に基づいて系列のスタイルを設定することで、傾向やパターンをさらに簡単に見つけることができます。
データ系列ごとにフォーマット規則を設定するには、プロパティ NumberOfSeries に特定の値を入力します。
STATEDEFINITION
該当なし
N
N
EmphasizeThresholdFactors
指定したしきい値より小さいデータを強調できます。
BOOLEAN
False
Y
N
ExternalPadding
軸からのパディングを設定します。パディングとは棒の幅の割合です。
NUMBER
25
Y
N
HideCumulativeLine
累計比率を表示する線を非表示にします。
BOOLEAN
False
Y
N
HideLegend
凡例領域を非表示にします。
BOOLEAN
False
Y
N
HideNotes
注記領域を非表示にします。
BOOLEAN
False
Y
N
HideSecondYAxis
2 番目の Y 軸を非表示にします。
BOOLEAN
False
Y
N
HideXAxis
X 軸を非表示にします。
BOOLEAN
False
Y
N
HideYAxis
Y 軸を非表示にします。
BOOLEAN
False
Y
N
HorizontalAxisMaxHeight
水平軸の最大高さを設定します。
NUMBER
85
Y
N
HorizontalAxisLabelsRotation
水平軸上のラベルの回転角度を設定します。-180 から 180 の範囲の値を入力できます。
NUMBER
自動サイズ調整
N
N
HorizontalZoom
水平軸にズームインできます。
このプロパティを選択した場合、追加のプロパティ HorizontalRangeZoomHorizontalSliderZoomDirectSelectionZoom、および DragSelectionZoom がプロパティリストに表示されます。
BOOLEAN
False
Y
N
DirectSelectionZoom
チャート上で 2 つのデータアイテムを選択することで直接ズームインできます。
使用可能なオプションは、「水平軸」「なし」です。
STRING
なし
Y
N
DragSelectionZoom
表示するデータ範囲を囲むように選択ボックスを描画することで、グラフの特定の部分にズームインできます。
使用可能なオプションは、「水平軸」「なし」です。
STRING
なし
Y
N
HorizontalRangeZoom
水平軸にズームインする値範囲を指定できる制御を追加します。
このプロパティを選択した場合、プロパティ HorizontalStartZoomLabel および HorizontalEndZoomLabel がプロパティのリストに表示されます。
BOOLEAN
False
Y
N
HorizontalStartZoomLabel
範囲選択の開始位置のテキストラベルを指定します。
STRING
該当なし
Y
Y
HorizontalEndZoomLabel
範囲選択の終了位置のテキストラベルを指定します。
STRING
該当なし
Y
Y
HorizontalSliderZoom
水平軸上の最小値と最大値の間のデータを表示可能なスライダーコントロールを追加します。
このプロパティを選択した場合、プロパティ HorizontalSliderZoomMinLabel および HorizontalSliderZoomMaxLabel がプロパティのリストに表示されます。
BOOLEAN
False
Y
N
HorizontalSliderZoomMinLabel
スライダーズームコントロールの最小値のテキストラベルを指定します。
STRING
該当なし
Y
Y
HorizontalSliderZoomMaxLabel
スライダーズームコントロールの最大値のテキストラベルを指定します。
STRING
該当なし
Y
Y
InternalPadding
系列間のパディングを設定します。パディングとは棒の幅の割合です。
NUMBER
25
Y
N
Label
パレート図に表示されるテキストラベルを指定します。
STRING
パレート図
Y
Y
LabelAlignment
ウィジェットのラベルテキストを「左」「中央」、または「右」に整列します。
STRING
N
N
LabelPosition
テキストラベルの位置を、「上」または「下」に設定します。
STRING
N
N
LabelReset
チャートのズームをリセットするボタンのラベルを指定します。
STRING
リセット
Y
Y
LabelType
パレート図のラベルタイプを、「ヘッダー」「サブヘッダー」「ラベル」、または「本文」に設定します。
STRING
サブヘッダー
Y
N
LegendAlignment
凡例テキストを、「上」「中間」、または「下」に整列します。
このプロパティで使用できるオプションは、LegendPosition プロパティの設定によって異なります。
STRING
N
N
LegendFilter
ランタイムでチャートをフィルタできるように、凡例フィルタを追加します。
BOOLEAN
False
N
N
LegendMarkerShapes
データ系列の凡例のマーカーシェイプを、「四角形」「円」、または「なし」に設定します。
STRING
四角形
N
N
LegendMaxWidth
凡例領域の最大幅を設定します。
NUMBER
736
Y
N
LegendPosition
チャートの凡例の位置を、「上」「右」「下」、または「左」に設定します。
STRING
N
N
LineValuesPosition
線上のデータポイントに対する値のラベルの位置を設定します。
使用可能なオプションは、「上」「重なり」「下」です。
STRING
N
N
MultipleDataSources
複数のデータソースからのデータをチャートに表示できます。
このプロパティを選択した場合、追加のプロパティ DataSource および XAxisField がプロパティのリストに表示されます。
BOOLEAN
False
N
N
Notes
チャートの注記領域内に表示されるテキストを指定します。文字列を入力するか、ローカライズトークンを選択できます。
STRING
該当なし
Y
Y
NotesAlignment
注記領域内のテキストを「左」「中央」、または「右」に整列します。
STRING
N
N
NotesPosition
注記領域の位置を、「上」または「下」に設定します。
STRING
N
N
NumberOfSeries
チャートに表示されるデータ系列の数を設定します。デフォルトでは、自動設定によってインフォテーブルデータのすべての系列が表示されます。
設定に基づいて、インフォテーブルの追加の DataField プロパティがプロパティリストに表示され、これらのプロパティを使用して対応する数のデータ系列を表示できます。さらに、追加の DataSeriesStyle 状態フォーマットプロパティがプロパティのリストに表示されます。
NUMBER
Auto
N
N
NumberOfYLabels
Y 軸に表示するラベルの数を設定します。
* 
このプロパティは ThingWorx 9.3.2 以降で使用できます。
NUMBER
Auto
N
N
ResetToDefaultValue
このウィジェットの入力をそれぞれのデフォルト値にリセットします。
該当なし
該当なし
Y
N
RulersInFront
データ値の前にルーラーを表示します。デフォルトでは、ルーラーはデータの後ろに表示されます。
BOOLEAN
False
Y
N
SecondYAxisLabel
2 番目の Y 軸のテキストラベルを指定します。
STRING
割合
Y
Y
SecondYAxisLabelAlignment
2 番目の Y 軸のラベルを「上」「中間」、または「下」に整列します。
STRING
N
N
SecondYAxisMaximumValues
2 番目の Y 軸の値の最大範囲を設定します。デフォルトでは、最大値は 100 % です。
NUMBER
Auto
Y
N
SecondYAxisMinimumValues
2 番目の Y 軸の値の最小範囲を設定します。デフォルトでは、最小値は 0 % です。
NUMBER
Auto
Y
N
SeriesClicked
チャート上のデータポイントがクリックされるとイベントがトリガーされます。
該当なし
該当なし
Y
N
ShowLineValues
チャート内の線上に値のラベルを表示します。
BOOLEAN
False
Y
N
ShowHideLegend
ランタイムでのチャートの凡例の表示/非表示を切り替える表示/非表示ボタンを追加します。
* 
このプロパティは ThingWorx バージョン 9.3.0 以降で使用できます。
BOOLEAN
False
N
N
ShowValues
チャート上の値のラベルを表示します。
BOOLEAN
False
Y
N
ShowXAxisRuler
X 軸のルーラーを表示します。
BOOLEAN
False
Y
N
ShowYAxisRuler
Y 軸のルーラーを表示します。
BOOLEAN
False
Y
N
SparkView
グラフを簡略表示します。
このプロパティを選択した場合、ラベル、凡例、ルーラーが非表示になります。
BOOLEAN
False
Y
N
ShowZoomButtons
水平ズームまたは垂直ズームが有効になっている場合に、チャートツールバーにズームインボタンとズームアウトボタンを表示します。
* 
このプロパティは ThingWorx 9.3.5 以降で使用できます。
BOOLEAN
False
N
N
TabSequence
Tab キーを押したときの、ウィジェットのシーケンス番号。
NUMBER
0
N
N
ThresholdLine
累積比率のしきい値を示す水平線または垂直線を表示できます。
このプロパティに使用可能なオプションは、「水平」「垂直」「両方」「なし」です。
STRING
Horizontal
Y
N
ThresholdValue
しきい値の線にパーセント値を設定します。
NUMBER
80
Y
N
VerticalAxisMaxWidth
垂直軸の最大幅を設定します。
NUMBER
85
Y
N
XAxisField
チャートに表示される各カテゴリのデータを含むインフォテーブル列を指定します。
INFOTABLE
該当なし
N
N
XAxisLabel
X 軸のテキストラベルを指定します。
STRING
X 軸
Y
Y
XAxisLabelAlignment
X 軸ラベルを「左」「中央」、または「右」に整列します。
STRING
Center
N
N
YAxisFormat
Y 軸の値のフォーマットを設定します。
STRING
0000.0
Y
N
YAxisLabel
Y 軸のテキストラベルを指定します。
STRING
Y 軸
Y
Y
YAxisLabelAlignment
Y 軸のテキストラベルを「上」「中間」、または「下」に整列します。
STRING
N
N
YAxisMaximumValues
Y 軸の値の最大範囲を設定します。デフォルトでは、範囲はウィジェットデータに基づいて自動的に計算されます。グラフデータにこれより大きい値が含まれている場合、このプロパティの値は無視されます。
NUMBER
Auto
Y
N
YAxisMinimumValues
Y 軸の値の最小範囲を設定します。デフォルトでは、範囲はウィジェットデータに基づいて自動的に計算されます。グラフデータにこれより小さい値が含まれている場合、このプロパティの値は無視されます。
NUMBER
Auto
Y
N
これは役に立ちましたか?