タブシーケンスの設定
タブシーケンスでは、Tab キーを使用してマッシュアップ内のウィジェット間を移動する際のフォーカスの順序を設定できます。デフォルトでは、ウィジェットを囲むフォーカス境界は左から右、上から下に移動します。TabSequence プロパティを使用してカスタムシーケンスを設定できます。
TabSequence プロパティは、Mashup Builder 内のすべてのウィジェットに使用可能な共通のプロパティです。タブシーケンスの値によって、キーボードを使用してウィジェット間を移動するときのフォーカスの順序が決まります。値がゼロまたは正の数値に設定されている場合、Tab キーを使用して移動する際にウィジェットが含まれます。
マッシュアップ内のウィジェットのタブシーケンスを設定するには、次の手順を実行します。
1. ウィジェットをキャンバス上で選択するか、「エクスプローラ」パネルを使用して選択します。
2. 「プロパティ」パネルで、TabSequence プロパティを編集します。
ウィジェットの順序は番号の値によって定義されます。たとえば、値が 4 のウィジェットは、値が 5 のウィジェットより前かつ値が 3 のウィジェットの後でフォーカスされます。
3. マッシュアップ上の、カスタムタブシーケンスに含めるその他のウィジェットごとに、前の手順を繰り返します。
4. 「保存」をクリックしてから、マッシュアップを表示します。
指定した値に基づいて、Tab キーを使用したときの移動の順序が設定されます。
サポートされているタブシーケンスの値
TabSequence プロパティ内でサポートされている値を次の表にリストします。
タブシーケンスの値
説明
0
これはマッシュアップ内のすべてのウィジェットのデフォルト値です。フォーカスシーケンスは、マッシュアップレイアウト内のウィジェットの順序に基づいて左から右、上から下に設定されます。
負の数値
Tab キーを使用したときのタブシーケンスからウィジェットを除外します。ただし、そのウィジェットをクリックしたときにはフォーカスが引き続き適用されます。
* 
ThingWorx 9.4 以降では、タブシーケンスからウィジェットを除外した場合、フォーカス境界は表示されません。
正の数値
Tab キーを使用したときの、ウィジェットのシーケンス番号。
* 
複数のウィジェットが同じ正の値を共有している場合、マッシュアップレイアウト内のウィジェットの順序に基づいてフォーカスシーケンスが設定されます。
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