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ウィジェットへの状態フォーマットの適用
ウィジェットへの状態定義の適用
「プロパティ」パネルの「レンダラーと状態」または「状態のフォーマット」ボタンをクリックすることで、状態フォーマットを編集したりウィジェットに適用したりできます。
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アドバンスグリッドなどの一部のウィジェットでは、ウィジェットコンフィギュレーションダイアログボックスを開くと状態フォーマットのオプションが表示されます。
以下の表に、ThingWorx 9.1 以降のテーマ指定されたウィジェットにスタイルフォーマットを適用する際に使用可能なプロパティ名を示します。
ウィジェット
プロパティ名
使用可能なコンフィギュレーション
折れ線グラフ
棒グラフ
パレート図
DataSeriesStyle
状態フォーマットのみ
値表示
ValueFormat
レンダラーと状態フォーマット
アドバンスグリッド
RowFormat
レンダラーと状態フォーマット
リスト
リストシャトル
ドロップダウンリスト
ListFormat
レンダラーと状態フォーマット
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リストウィジェットとリストシャトルウィジェットに状態定義を適用する前に、これらのウィジェットをデータソースにバインドする必要があります。
以下の図は、値表示ウィジェットの ValueFormat プロパティを示しています。データと状態フォーマットのダイアログボックスを開くには、「レンダラーと状態」をクリックします。
状態フォーマットのダイアログボックスを開くと、ウィジェットのカテゴリに応じて、以下のようなさまざまなオプションが表示されます。
スタイル定義を使用するレガシー/標準ウィジェットの場合:
「なし」 - 「スタイルプロパティ」パネルで設定されているスタイル定義を使用します。
「固定スタイルの定義」 - ウィジェットの固定スタイルをランタイムで設定します。このオプションは「スタイルプロパティ」パネルで定義されているその他のスタイルをオーバーライドします。
「状態ベースのスタイル定義」 - ウィジェットに適用する状態定義エンティティを指定します。現在のウィジェットの状態定義エンティティ内でスタイル定義を編集および設定できます。
スタイルテーマを使用してスタイル定義する標準のウィジェットの場合:
「なし」 - マッシュアップスタイルテーマのスタイルと、「スタイルプロパティ」パネルでのすべてのオーバーライドを使用します。
「状態ベースのスタイル定義」 - ウィジェットに適用する状態定義エンティティを指定します。状態スタイルはスタイルテーマとスタイルプロパティをオーバーライドします。
値表示ウィジェットやリストウィジェットなどの一部のウィジェットでは、「レンダラー」ドロップダウンリストが表示されます。このドロップダウンリストでは、ウィジェットに表示する数値、文字列、HTML、XML などのデータ型を指定できます。オプションを選択すると、選択に応じて、追加のフォーマットオプションが表示されます。
状態定義を選択すると、定義されている状態がテーブルにリストされます。状態定義エンティティの値に基づいて、各状態のデフォルト値が条件の横に表示されます。各状態定義エンティティ内でデフォルトの状態を必ずしも指定する必要はありませんが、状態定義をウィジェットに適用する際にはスタイル定義を選択する必要があります。状態定義を選択した場合、状態のいずれの値も一致しない場合に使用するスタイル定義を指定する必要があります。
ほとんどのウィジェットでは「依存フィールド」が必須のオプションです。このフィールドは、状態フォーマットの条件を評価する際に使用するインフォテーブル列を指定します。テーマ指定されたチャートなどの一部のウィジェットでは、依存フィールドはオプションであり、このオプションは空のままにすることができます。これにより、特定の列を使用する代わりに、各データ系列の値に基づいて状態フォーマットを個別に適用できます。
エンティティを作成したり既存のエンティティを使用したりしないでカスタムスタイルを適用するには、エンティティピッカーで「新規カスタムスタイル」をクリックします。「カスタムスタイル定義」ダイアログボックスが開き、ここでカスタムスタイル定義を作成できます。
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このダイアログボックスを使用して作成したカスタムスタイル定義は、状態フォーマットを除去したりリセットしたりしたときに保存されません。
状態定義エンティティ内のさまざまな状態のデフォルト値を変更するには、「値」列に新しい値を入力します。新しい値は現在のウィジェットのデフォルトをオーバーライドします。
状態定義を適用すると、各状態のプロパティが「プロパティ」パネルに追加されます。これらのプロパティには <PropertyName>_<StateName> というパターンの名前が付きます。ここで、<StateName> は各状態に対して定義した名前です。各プロパティはその状態の現在の値を示します。状態フォーマットのダイアログボックスで値をオーバーライドするには、値を手動で入力するか、サービスまたは別のウィジェットから値をバインドします。たとえば、以下の図は、値表示ウィジェットのバインド可能な状態値プロパティを示しています。
ValueFormat のバインド可能な状態定義値プロパティ
適用されている状態定義からの各状態が、バインド可能なプロパティとしてリストされています。これらのプロパティを使用して、状態フォーマットのダイアログボックスで定義されている値をオーバーライドできます。
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状態の値をリセットするには、状態定義を除去してから追加するか、状態フォーマットプロパティの横の リセット をクリックします。
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