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マッシュアップ内のセキュリティで保護されていない定義式の検索
Mashup Builder で、セキュリティで保護されていない関数を置換する際、「関数」パネルの「置換」オプションを使用して定義式をレビューできます。関数を置換すると、コードエディタが開き、関数内で使用されている現在の定義式が表示されます。サポートされていないオブジェクトと関数は、エラーとしてハイライトされています。さらに、サポートされていない関数またはオブジェクトへの参照が関数またはウィジェットに含まれている場合、「リマインダー」パネルにリマインダーが表示されます。「完了」をクリックして変更を適用し、関数を置換します。後で関数を置換する場合は、「キャンセル」をクリックします。
以下のセクションでは、マッシュアップ定義式内で使用できるサポートされていない関数またはオブジェクトへの参照を素早くチェックする方法について説明します。詳細については、サポートされているランタイム関数とオブジェクトを参照してください。
Mashup Builder でのセキュリティで保護されていない関数およびグリッド定義式の検索
定義式関数とバリデータ関数で使用されている定義式を検索するには、次の操作を行います。
1. Composer で、チェックするマッシュアップエンティティを開き、「編集」 > 「設計」の順にクリックします。Mashup Builder のユーザーインタフェースが開きます。
2. 「関数」パネルで、「定義式 (セキュリティで保護されていない)」および「バリデータ (セキュリティで保護されていない)」関数グループを展開します。マッシュアップ内のセキュリティで保護されていない関数がすべてリストされます。
または、セキュリティで保護されていない関数に関する警告がないか、「リマインダー」パネルを確認します。
3. ウィジェットの現在の定義式を表示するには、「関数を編集」をクリックします。
4. 関数に対して定義されている JavaScript 定義式をレビューし、「完了」をクリックします。
5. ほかの検査対象のセキュリティで保護されていない関数についても、この手順を繰り返します。
既存のグリッドウィジェットで使用されている定義式を検索するには、次の操作を行います。
1. Composer で、チェックするマッシュアップエンティティを開き、「編集」 > 「設計」の順にクリックします。Mashup Builder のユーザーインタフェースが開きます。
2. 既存のグリッドウィジェットをキャンバス上で選択するか、「エクスプローラ」パネルを使用して選択します。
3. 「プロパティ」パネルで、「ウィジェットコンフィギュレーション」ボタンをクリックします。列コンフィギュレーションダイアログボックスが開きます。
4. 左側の表示枠でデータ列を選択してから、右側の表示枠で検証式の「定義式」フィールドを検査します。
5. グリッドウィジェットが含まれているマッシュアップに対して、この手順を繰り返します。
または、すべてのマッシュアップを XML ファイルとしてエクスポートし、ファイルのコンテンツを確認することによって、マッシュアップで使用されているセキュリティで保護されていない定義式を素早く見つけることができます。ThingWorx Platform サーバー上のすべてのマッシュアップの XML エクスポートを作成するには、次の操作を行います。
1. Composer で、「インポート/エクスポート」をクリックし、「エクスポート」を選択します。「エクスポート」ダイアログボックスが開きます。
2. 「エクスポートオプション」で、「ファイルへ」を選択します。
3. 「エクスポートタイプ」で、「エンティティのコレクション」を選択します。
4. 「コレクション」で、「マッシュアップ」を選択します。
5. 「エクスポートフォーマット」で、「XML」を選択します。
6. 「エクスポート」をクリックし、XML ファイルをシステムに保存します。
マッシュアップの XML エクスポートで定義式をサーチするには、次の手順を実行します。
1. ダウンロードした XML ファイルを右クリックし、任意のテキストエディタで開きます。
2. 以下のセクションで定義されているプロパティをサーチして、現在使用しているすべての定義式を検査します。
セキュリティで保護されていない定義式関数の検索
XML ファイルのエクスポートで定義式関数を検索するには、expression に設定されている Type プロパティをサーチします。
"Type" : "expression"
JavaScript 定義式は、Expression プロパティの値として保存されています。
セキュリティで保護されていないバリデータ関数の検索
XML ファイルのエクスポートで、セキュリティで保護されていないバリデータ関数を検索するには、validator に設定されている Type プロパティをサーチします。
"Type" : "validator"
JavaScript 定義式は、Expression プロパティの値として保存されています。
セキュリティで保護されていないグリッド (テーマ指定可能) ウィジェットとグリッド (アドバンス) ウィジェットの検索
Web コンポーネントのグリッドウィジェット内のセキュリティで保護されていない定義式を検索するには、ptcsgrid に設定されている Type プロパティをサーチします。
"Type" : "ptcsgrid"
グリッド (アドバンス) ウィジェット内のセキュリティで保護されていない定義式を検索するには、gridadvanced に設定されている Type プロパティをサーチします。
"Type" : "gridadvanced"
プロパティを使用してグリッドウィジェットが設定されている場合、定義式は Widgets.Properties.ColumnFormat の下の ValidationExpression プロパティに保存されています。
JSON コンフィギュレーションデータを使用してグリッドウィジェットが設定されている場合、定義式は validator の下の expression プロパティに保存されています。通常、JSON コンフィギュレーションデータは、Thing のデータサービスに保存されています。
グリッド (レガシー) ウィジェット内でのレガシーバリデータの検索
グリッド (レガシー) ウィジェット内のセキュリティで保護されていない定義式を検索するには、dhxgrid に設定されている Type プロパティをサーチします。
"Type" : "dhxgrid"
定義式は、Widgets.Properties.ColumnFormat の下の ValidationExpression プロパティに保存されています。
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