ThingWorx Analytics のデプロイメント
ThingWorx IoT テクノロジプラットフォームの一部として、ThingWorx Analytics には高度な分析機能をスマート接続ソリューションに埋め込むためのツールが用意されています。これらのツールは、接続されているデバイスから収集されたデータを分析し、理解するのに役立ちます。これらのツールでは、現在何が起きているかとその理由、次に何が起こるか、結果を変えるために何を行えるかを分析できます。
コンポーネント
ThingWorx Analytics Server - ThingWorx Analytics Server は収集されたデータを理解して予測を行うための分析機能を提供するアプリケーションです。
ThingWorx Analytics Extension - ThingWorx Analytics Extension にはソフトウェア、拡張機能、ドキュメンテーションファイルの圧縮アーカイブが含まれています。拡張機能を ThingWorx Foundation にインポートする前に、この ZIP ファイルをダウンロードして抽出する必要があります。
デプロイメントに関する考慮事項
ThingWorx Analytics は必要なすべての ThingWorx Analytics Server ライブラリと設定が含まれている Docker イメージのセットを介してスタンドアロンサーバーとして提供されます。この製品はインストールプロセスが簡単でメンテナンス要件が低く、必要に応じて CPU とメモリを追加することによって簡単に拡張できます。ただし、サーバーを追加することによってこの構成を拡張することはできません。
ThingWorx Analytics は分散環境にもデプロイできます。このデプロイメントモデル (サーバーが 6 台以上) では処理能力が高まりますが、設定と保守がより複雑になります。
どちらのデプロイメントを選択した場合も、パフォーマンスの低下を回避するため、ThingWorx Foundation と ThingWorx Analytics の両方に別個の PostgreSQL データベースを使用する必要があります。
Analytics データ用のハードドライブ領域は、バックアップとリカバリを容易に行い、新しいバージョンの ThingWorx Analytics へのアップグレードを容易に行うためにも、外部のボリュームで管理する必要があります。
ThingWorx Analytics サーバーを構築した後、ThingWorx Analytics Extension を ThingWorx Foundation サーバー上にデプロイして設定を完了する必要があります。
参照
参照アーキテクチャ
以下の図は、ThingWorx Analytics の基本的な本番環境デプロイメントを示しています。
このガイドに記載されている ThingWorx Foundation 参照アーキテクチャを ThingWorx Analytics Server のデプロイメントに使用できます。
コンポーネントのリスト
コンポーネントの数
ThingWorx Foundation サーバー
1 (Analytics Extension 使用)
ThingWorx Foundation データベース
1
ThingWorx Analytics Server
1
ThingWorx Analytics データベース
1
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