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棒グラフウィジェット拡張機能
必要条件
ThingWorx 7 以降
依存
7.2 以前のバージョンの D3 Tree または D3 Network 拡張機能を使用している場合、棒グラフ拡張機能を使用する前に最新バージョンにアップグレードする必要があります。これは、棒グラフウィジェット拡張機能にも含まれている d3v2 ライブラリが更新されたことが理由です。
棒グラフウィジェット拡張機能はサードパーティのライブラリ NVD3 および D3 を使用します。
この 2 つのライブラリは相互に依存しており、プラットフォームで棒グラフが適切に機能するためには D3 バージョン 3.5.X が必須です。このため、棒グラフを処理する必要があるその他の ThingWorx 拡張機能でもバージョン 3.5.X の D3 ライブラリが必須となります。拡張機能でこれ以外のバージョンの D3 が使用されている場合、棒グラフは使用できません。
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NVD3D3 バージョン 3.5.3 以上と互換性がありますが、D3 バージョン 4.X とはまだ互換性がありません。
棒グラフ拡張機能の概要
棒グラフは単位の量を比較することを目的に設計されており、Y 軸が量を表します。一連の単位をグループ化、積み上げ、色分けできます。
ほかの複数系列チャートと同じように、1 つ以上のデータサービス結果セットを使用できます。単一データサービスを使用する場合、グラフに系列として表示するフィールドを選択できます。
棒グラフウィジェット拡張機能は、メインストリームアプリケーション用の軽量で高速なソリューションを提供するために設計されています。ThingWorx にはラベルチャートウィジェットが既成のラベルウィジェットとして含まれており、データを棒グラフとして表示するように設定することで、このバージョンの棒グラフウィジェット拡張機能ではサポートされていない高度な機能が提供されます。これは計算負荷がより高く、ロードや描画により多くの時間がかかります。
主な機能強化は次のとおりです。
ロード、描画、サイズ変更の大幅な高速化
レンダリングとアンチエイリアシングの改善
アニメーション
以下を含む新規プロパティ:
各棒の上に数値を表示する機能 (単一系列のみ)
ランタイムで遷移中にグラフの速度を制御する時間オプション
系列を積み上げて表示するか別個に表示するかを選択するランタイムオプション
凡例をクリックして 1 つ以上の系列を表示するランタイムオプション
特定のオプションが有効でない場合に不要なプロパティが表示されないようにするため、Mashup Builder に表示されるデフォルトの系列プロパティの数が減りました。
棒グラフでは最大 2000 のデータポイントがサポートされ、最大 8 つの系列が 1 分当り最大 6 回の頻度で更新されます。
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