パフォーマンスレポート
Azure Postgres PaaS の再試行ロジックの実装時に次のテスト設定と観測が行われました。
テスト環境パラメータ (ローカルマシン):
プロセッサ: Intel(R) Core(TM) i7-7820HQ CPU 2.90 GHz
RAM: 32 GB
OS: Windows 10
データベース: PostgreSQL
実装
データベースが 5 分間シャットダウンしたときに、永続プロパティとログプロパティが 5 秒間隔で更新されました。
コンフィギュレーション可能パラメータの値は次のとおりです。
acquireRetryAttempts: 350
acquireRetryDelay: 1000
DatabaseWriteRetryAttempts: 10
性能判定基準
データベースのシャットダウン前:
1. プラットフォームサブシステム
2. 値ストリーム処理サブシステム
データベースが 4 分間シャットダウンした場合:
1. プラットフォームサブシステム
2. 値ストリーム処理サブシステム
データベースが再び使用可能になった後:
1. プラットフォームサブシステム
2. 値ストリーム処理サブシステム
結論
データベースが使用できない間、取得されたデータは valuestream キューに蓄積されます。これは、上記の判定基準から次のように確認できます。
1. 現在キューに入っているエントリの数が増えている
2. キューに入っているストリームエントリの数 > 実行されたストリームエントリの数
データベースが再び使用可能になると、キューが排出され、キュー内のエントリが処理 (永続化) されます。これは次のような性能判定基準から確認できます。
1. 現在キューに入っているエントリの数が 0 になる
2. 実行されたストリームエントリの数が増える
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これらはこのテスト設定のみに限定された観測であり、負荷などに応じて動作や結果は異なります。
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