その他のデプロイメント: AWS での ThingWorx Foundation
ThingWorx は Amazon Web Services (AWS) などのクラウドプラットフォームにデプロイできます。ThingWorx のデプロイと長期的な管理に役立つ多くの AWS サービスが提供されています。
• リージョン - AWS リソースが物理的に配置されている地理的領域。
• 可用性ゾーン (AZ) - リージョン内の独立した場所。各リージョンには高可用性デプロイメントをサポートする複数の可用性ゾーンが含まれています。
• 仮想プライベートクラウド (VPC) - 論理ネットワークトポロジーの設定、サブネットワークの定義、ルーティングテーブルの設定、プライベート IP 範囲の割り当てに使用します。さらに、VPC では、AWS VPC とオンプレミスの IT インフラストラクチャ間のハードウェア VPN を定義できます。
• EC2 コンピューティングインスタンス - ThingWorx Platform の主要なソフトウェアコンポーネントである ThingWorx Connection Server (必要な場合) と ThingWorx Platform (メインアプリケーション) をホストするために使用される仮想マシン。
• アプリケーションロードバランシング (ALB) - 受信したアプリケーショントラフィックを複数の Amazon EC2 インスタンスに自動的に分散します。これによってアプリケーションにおけるフォールトトレランスを実現でき、アプリケーショントラフィックをルーティングするために必要なレベルのロードバランシング機能が提供されます。
• Elastic File System (EFS) - 複数の EC2 インスタンスによって共有およびアクセス可能なファイルストレージシステムが提供されます。
参照アーキテクチャ
AWS 本番環境デプロイメント
コンポーネントのリスト | コンポーネントの数 |
---|
AWS リージョン | 1 |
AWS VPC | 1 |
AWS アプリケーションロードバランサー | 1 (接続サーバーを使用している場合) |
ThingWorx Connection Server | 1 (オプション) |
ThingWorx Foundation サーバー | 1 |
AWS EFS | 1 (ThingWorx のログを維持するため) |
PostgreSQL | 1 |
大規模本番環境デプロイメント (非 HA)
コンポーネントのリスト | コンポーネントの数 |
---|
AWS リージョン | 1 |
AWS VPC | 1 |
AWS 可用性ゾーン | 1 |
アプリケーションロードバランサー | 1 |
ThingWorx Connection Server | 2 |
ThingWorx Foundation サーバー | 1 |
PostgreSQL | 1 |
InfluxDB (単一ノード) | 1 |
アクティブ-アクティブ高可用性デプロイメント
コンポーネントのリスト | コンポーネントの数 |
---|
AWS リージョン | 1 |
AWS VPC | 1 |
AWS 可用性ゾーン | 1 |
アプリケーションロードバランサー (ALB) | 2 または 3 インスタンス: • 複数の接続サーバーにデバイストラフィックをルーティングします。 • Foundation ノード間でユーザートラフィックをルーティングします。 • InfluxDB データノード間でトラフィックをルーティングします。 |
ThingWorx Connection Server | 最低 2 つ。図では 3 つ。 |
ThingWorx Foundation サーバー | 最低 2 つ。図では 3 つ。 |
Ignite | 2 つのオプション: • Foundation プロセス内に埋め込み。 • 2 つ以上の別個のノード (HA 要件による)。 |
AWS EFS | 3: • ログの保存およびアーカイブ用に Foundation サーバーにつき 1 つ。 • Foundation ノードの共有 ThingWorx ストレージリポジトリとして 1 つ。 |
ZooKeeper | 最低 3 つ。奇数での割当を行う必要があります。 |
InfluxDB Enterprise | 5 (またはそれ以上): • 3 つのメタノード。 • 2 つ以上のデータノード (合計数はレプリケーション係数によって割り切れる数でなければりません)。 |
データベース | 2 つの pg-pool ノードと 3 つの PostgreSQL ノード (複数の可用性ゾーンに分散配置されています)。 |
ThingWorx AWS IoT Connector (サポート終了)
ThingWorx Connection Services ヘルプセンターに記載されているように、ThingWorx AWS IoT Connector は ThingWorx リリース 8.5.0 でサポート終了 (EOL) になりました。
古いリリースの ThingWorx を使用している場合は、このドキュメントの以前のバージョンを参照してください。