Thing の存在: フェデレーションの設定
フェデレーションサブシステムは、フェデレーションサーバーでの接続のステータスを示すために RemoteThing に依存しています。フェデレーションサーバーを操作できるように Thing Presence (具体的には isReporting ワークフロー) を設定できます。
フェデレーションでは、isReporting プロパティはバインドされた一般プロパティとして扱われるので、レポート評価はトリガーされず、購読ユーザー側では処理されません。このプロパティの値はパブリッシャによってのみ更新されます。isConnected プロパティはそれ以降も、パブリッシャで表示される RemoteThing の実際の isConnected 状態ではなく、サーバー接続を反映させます。
フェデレーションで Thing の存在を設定するには、以下のステップに従います。
2. 購読ユーザー Thing を表示し、「コンフィギュレーション」を選択します。
3. 購読ユーザー Thing 上のストラテジーによって isReporting の値が更新されないようにするため、購読ユーザー Thing に NoOpStrategy があることを確認します。
4. 「プロパティおよびアラート」を選択してから、「バインドを管理」を選択します。以下のテーブルが表示され、左側にパブリッシャ Thing のローカルプロパティ、右側に購読ユーザー Thing のプロパティが示されます。
5. パブリッシャ Thing のレポートプロパティを、購読ユーザー Thing 上で対応するレポートプロパティにマッピングします。このようなプロパティには、isReporting、reportingLastEvaluation、reportingLastChange などがあります。テーブルが更新されて「ソース」列と「バインドタイプ」列が表示されます。
| 購読ユーザー Thing のプロパティが更新されて、パブリッシャ Thing からの「ソース」を保有していることが反映されます。 |
6. 購読ユーザー Thing のレポートプロパティが更新されて、パブリッシャ Thing でのプロパティの更新と一致していることを確認します。