異常アラートの作成
異常アラートは、データのストリームを監視するよう異常検出を設定している場合にのみ役立ちます。異常アラートを使用するためには、ThingWorx Analytics がインストールされている必要があります。異常検出の設定の詳細については、「異常検出の実装」を参照してください。
1. ThingWorx Composer で、アラートを作成する Thing Shape、Thing Template、または Thing を開きます。
2. ページの上部にあるドロップダウンフィールドから、「プロパティおよびアラート」を選択します。
3. 新規アラートの作成を開始するため、以下のいずれかの操作を行います。
「My プロパティ」テーブルで、
をクリックします (アラートを追加するプロパティの「アラート」列にあります)。
「アラート」をクリックして「アラート」ページを開き、「追加」をクリックします。
「新規アラート 1サイドパネルが開きます。
4. このサイドパネルには、新規アラートを定義する以下の情報が表示されます。
パラメータ
説明
有効
オンにした場合、そのアラートがアクティブになります。
名前
そのアラートを識別するユーザー定義の名前。
説明
そのアラートに関するユーザー定義の説明。
プロパティ
そのアラートが適用されるプロパティ。異常アラートは NUMBER、INTEGER、LONG データ型のプロパティのみに適用できます。
アラートタイプ
「異常」を選択し、以下の情報を入力します。
送信異常レート
異常が報告されるレート。この時間だけ (3 秒など) データがバッファに格納されます。平均したときに、その時間の 50 % を超えて異常値が存在する場合に、異常が報告されます。
最小データコレクション時間
データコレクションに必要な最小時間。この時間が経過すると異常検出モデルが構築可能になります。
Certainty %
値のセットが異常と見なされるために必要とされる Certainty を定義する調整可能なしきい値。50 より大きくかつ 100 より小さい値を使用できます。
優先度
既存のアラートを基準にした、新しいアラートの優先度。
5. 次をクリックします。
これにより、アラートパラメータを保存し、パネルを閉じます。
6. 「保存」をクリックします。
Thing プロパティに異常アラートを作成した場合、新しい ThingWatcher インスタンスが初期化され、異常検出を準備するためのデータ受信を開始可能になります。Thing Template または Thing Shape に異常アラートを作成した場合、これは初期化されませんが、将来使用できるようになります。
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Thing プロパティに新規異常アラートが正常に作成されなかった場合、「アラート」ページの「ステータス」列に Initialization Failed という値が表示されます。この失敗は、外部のトレーニングサービスや結果サービスが適切にインストールされて実行されていない場合や、AlertProcessingSubsystem のコンフィギュレーションでこれらのサービスが定義されていない場合に発生することがあります。具体的なエラーを特定するには、アプリケーションログを参照してください。
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