購読のパフォーマンス
購読の実行と状態メモリの消費を監視するため、ThingWorx には次のツールが用意されています。
EventProcessingSubsystem 性能判定基準:
completedTaskCount - 完了した順序付けされていない購読実行の総数。
completedOrderedSubscriptionsCount - 完了した順序付けされている購読実行の総数。
queueSize - 実行待ちの順序付けされていない購読の総数。
queuedOrderedSubscriptionsCount - 実行待ちの順序付けされている購読の総数
safeMemorySizeLimitForSubscriptionStatesBytes - 割り当てられたメモリサイズ (バイト) がこの制限を超えると、購読の状態がメモリから除去されます。
allocatedSubscriptionsStatesMemorySizeBytes - 購読の状態に割り当てられているメモリ容量の合計 (バイト)。
利用率サブシステムでは、購読の実行時間に関する詳細な判定基準を収集できます。
購読の状態のメモリサイズの判定基準が利用率サブシステムに追加されており、個々の購読の状態のメモリ使用量を監視できます。メモリを最も多く使用している購読を特定するには、次の手順を実行します。
1. 利用率サブシステムのコンフィギュレーションで「メモリサイズ統計を有効化」および「メモリサイズ統計を表示」チェックボックスをオンにします。
2. 初期調査段階で「エンティティ名集約を有効化」チェックボックスをオンにしてシステムのオーバーヘッドを軽減します。
3. 購読が実行された後、並べ替え列名として maxStateSize を使用して GetEntitySubscriptionStatistics サービスを実行します。リストの最上部の購読が状態のメモリを最も多く使用していました。
結果の詳細が十分ではない場合は、次の手順を実行します。
1. 利用率サブシステムのコンフィギュレーションで「エンティティ名集約を有効化」チェックボックスをオンにします。
2. 購読を再度実行します。
3. 並べ替え列名として lastStateSize を使用して GetEntitySubscriptionStatistics サービスを実行します。
4. リストの最上部の購読が現在状態のメモリを最も多く使用しています。
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