エンティティ、プロパティ、およびサービスの廃止予定
ThingWorx 9.5.0 以降では、エンティティと特性を廃止予定にすることができます。エンティティを廃止予定にし、以降のいくつかのリリースで除去できます。すべてのエンティティとその特性を廃止予定にすることができます。
エンティティと特性を廃止予定にする方法は 3 つあります。
エンティティと特性の廃止予定
以下のいずれかの方法を使用してアイテムを廃止予定にすることができます。
• Composer で「廃止予定」チェックボックスをオンにする。
• REST 呼び出しを使用する。
• XML または拡張機能のインポートを使用する。
• EntityServices で SetDeprecated サービスを実行する。このサービスでは、複数のエンティティおよび特性の廃止予定属性を一括して設定できます。
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major.minor.patch フォーマットでバージョンを追加する必要があります。必要に応じて、コメントを追加することもできます。
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次のイメージに示すように、アイテムに廃止予定インジケータが表示されます。廃止予定インジケータにより、ユーザーは最終的に廃止される可能性のあるアイテムを特定し、その代わりに別のアイテムを選択できます。
エンティティまたは特性で設定されている廃止予定の表示
EntityServices リソースで GetAspects サービスを実行することで、廃止予定のエンティティまたは特性を表示できます。
廃止予定によるエンティティのフィルタ
Composer で
![](../../../ThingWorx/images/thingworx.1.584.2.jpg)
を使用することで、廃止予定のオブジェクトに基づいてエンティティをフィルタできます。デフォルトでは、
「廃止予定オブジェクトを表示」チェックボックスはオフになっています。したがって、廃止予定オブジェクトを表示するには、このチェックボックスをオンにします。
| ブラウザを再表示すると、「廃止予定オブジェクトを表示」チェックボックスはオフになります。 |
廃止予定のログ
ユーザーがエンティティまたは特性の廃止予定の属性を作成、更新、または削除すると、そのログが「監査ログ」で維持されます。
詳細については、
監査サブシステムを参照してください。
| 別のエンティティ、メンバー、またはサービス呼び出しによるエンティティまたは特性の修正は監査されません。 |
廃止予定の関連サービス
廃止予定機能として以下のサービスを使用できます。
サービス | リソース | 説明 |
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SetDeprecated | EntityServices | このサービスは、エンティティを廃止予定として設定します。このサービスを使用すると、複数のエンティティおよび特性の廃止予定属性を一括して設定できます。 このサービスの入力パラメータを以下に示します。 • Entity Name • Entity Type • Characteristic Type and Name (Property、Service、ConfigurationTable) (オプション) • Deprecated (JSON の Since と Comment) |
ListDeprecatedUsage | | このサービスは、現在のエンティティ内で使用されている廃止予定のエンティティおよび特性をすべてリストします。 このサービスには、各エンティティの「サービス」タブからアクセスできます。 • このサービスを実行すると、次のパラメータが受信されます。 ◦ entityName ◦ entityType ◦ dependentEntityName ◦ dependentEntityType ◦ whereUsed ◦ characteristicsType ◦ characteristicsName |