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グリッドウィジェットとページ付けウィジェットの使用
グリッドウィジェットでは、バインドされているインフォテーブルのすべてのデータが 1 つのページに表示されます。画面上の使用可能なスペースよりも行の数とサイズが大きい場合、スクロールバーが表示されます。データ行を複数のページに分割することで、グリッドデータをページ付けできます。これにより、大きなデータセットの特定の部分にさらに簡単に移動できるようになります。データをページ付けするには、ページ付けサービスを作成し、ページ付けウィジェットを追加してから、ページ付けウィジェット、グリッドウィジェット、およびサービスの間にバインドを作成する必要があります。ページ付けウィジェットを使用する際の一般的な手順について以下で概要を説明します。ページ付けサービスの作成の詳細については、ページ付けデータサービスの作成を参照してください。
1. 「ウィジェット」パネルを開き、「ページ付け」ウィジェットをキャンバス上のコンテナにドラッグします。
2. 「データ」パネルで、ページ付けされたデータを返すデータサービスを追加します。
このサービスには以下の値が含まれている必要があります。
データセット内の結果の総数。
各ページに表示される行の数。
現在のページ番号。
3. ページ付けデータサービスの All Data プロパティをグリッドウィジェットの Data プロパティにバインドします。
4. 「データ」パネル上のページ付けデータサービスに以下のイベントをバインドします。
マッシュアップの Loaded イベント - マッシュアップが初期化されたときにこのサービスを実行します。
グリッドの Filter イベント - フィルタボックスまたはデータフィルタウィジェットを使用してデータがフィルタされたときにこのサービスを実行します。
ページ付けウィジェットの PageNumberChanged イベント - 現在のページ番号が変更されたときにこのサービスを実行します。
5. ページ付けウィジェットのプロパティ PageNumberPageSize、および ResultsNumber を、ページ付けデータサービスの入力パラメータとしてバインドします。
6. 「保存」をクリックして、マッシュアップを表示します。
グリッドデータがランタイムでページ付けされます。
ページ切り替え時の選択行の保持
デフォルトでは、ページ付けされたグリッドでページが切り替えられた場合、SelectedRows プロパティに保存されている選択行は保持されません。ただし、選択した行の ID は SelectedRowsIDs インフォテーブルプロパティに保存されます。ページを切り替える際にプロパティ値は保持されます。選択行の ID をデータサービスに渡す出力バインドを作成したり、空のインフォテーブルをプロパティに渡すことで選択をリセットする入力バインドを作成したりできます。
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