グリッドのランタイムオプションの設定
並べ替えと編集に加え、「ウィジェットを設定」プロパティを使用して、ランタイムでどのようにグリッドを使用できるかを制御できます。
• 表示メニューを追加して、列の表示と順序を制御します。
• 列のサイズ変更と順序変更
• 行番号を表示する列を追加します。
列表示メニューの追加
ドロップダウンメニューを追加して、ランタイムで列の表示を制御できます。メニューを開くと、使用可能な列が、設計時に設定されたデフォルトの順序に基づいて、または JSON コンフィギュレーションを使用してリストされます。
ウィジェットの ColumnsMenuOptions プロパティを使用して、メニューで使用可能なオプションを制御します。列の表示、順序、またはその両方を設定できます。メニューを非表示にするには、「なし」を選択します。
列のサイズ変更と順序変更
列のサイズ変更を可能にするには、ウィジェットの ResizeColumns プロパティを True に設定します。ランタイムで、ヘッダー行内の分割バーの線をクリックし、ドラッグして、列のサイズを変更します。ウィジェットコンフィギュレーションダイアログボックスを使用して、各列の最小幅と最大幅を設定できます。列のデフォルトの最小幅は 75 ピクセルです。
列の順序変更を可能にするには、ウィジェットの ReoderColumns プロパティを True に設定します。ランタイムで、列見出しをドラッグして、順序を変更できます。
行番号の追加
行番号を表示するには、ウィジェットの ShowRowNumbers プロパティを True に設定します。各行の数を表示する列がグリッドに追加されます。
 | ランタイムでツリーグリッド内の行を展開したり折りたたんだりすると、行番号が動的に更新されます。 |
ツリーグリッドでのノードの展開と折りたたみ
次のプロパティを使用して、グリッド上のツリーノードの展開と折りたたみを設定できます。
• ExpandCollapseAll - グリッド上のすべてのツリーノードの展開と折りたたみを行うボタンを追加します。
• ExpandCollapseIcon - 行に子が含まれていることを示すアイコンを設定します。デフォルトでは、キャレットアイコンが使用されます。
• PreserveRowExpansion - ページが再表示されたときに、ロードされている行の状態を保持します。
• MaxExpandedRows - 展開された行の最大数に達した後でユーザーが行を展開したときに表示されるメッセージを設定します。プロパティ MaxRowMessageTitle および MaxRowsMessage を使用して、メッセージのデフォルトのテキストをカスタマイズできます。
行をさらに展開するには、ツリーで開いている行を閉じる必要があります。