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グリッドの列レンダラーとフォーマット
レンダラーによって、グリッドでサポートされている個々のデータ型をフォーマットできます。デフォルトでは、各データ型はデフォルトのコンフィギュレーションに従って表示されます。ランタイムでのデータの表示方法をカスタマイズするため、チャートで使用するレンダラーを選択して設定できます。レンダラーは、ウィジェットコンフィギュレーションダイアログボックスで列コンフィギュレーションとして使用できます。以下のトピックでは、ThingWorx で使用可能なレンダラーをリストします。
DEFAULT
データ型を自動的に検出し、デフォルトのフォーマットオプションに従ってフォーマットします。
BOOLEAN
真または偽のブール値をフォーマットします。ブールデータをチェックボックス要素またはプレーンテキストとして表示できます。
「チェックボックス」 - チェックボックスを使用してブール値を表示します。
「テキスト」 - True または False というテキストを使用して値を表示します。
「テキストを表示しない」 - 値テキストを非表示にします。
DATETIME
定義されたフォーマットに基づいて日時の値をフォーマットします。dateTime ローカライズトークンを選択するか、フォーマットを手動で入力できます。
HTML
HTML コードをレンダリングし、以下のいずれかのオプションを使用して表示します。
「未フォーマット (フォーマットなし)」 - HTML をフォーマットなしでプレーンテキストとして表示します。
「フォーマットあり」 - ブラウザを使用して HTML コードをフォーマットします。
「フォーマットあり、未サニタイズ」 - HTML コードをサニタイズ規則なしでフォーマットします。このオプションを選択した場合、グリッドにロードする HTML コンテンツが安全であることを確認してください。
HYPERLINK
URL およびメディアエンティティへのハイパーリンクをフォーマットします。以下のいずれかのオプションを選択することで、リンク先 URL を開く方法を制御できます。
リンク先ページを開く方法を選択します。
「新規ページ」 - 新規ブラウザタブ。
「置換」 - 現在のページを置換します。
「フレーム内」 - 組み込みマッシュアップフレーム内。
「フレーム内のウィンドウ内」 - 最上位の組み込みマッシュアップのフレーム内。
「イベントを使用してリンクをルーティング」 - ハイパーリンクがクリックされたときに、URL を開く代わりに LinkClicked イベントをトリガーします。ClickedLinkedData インフォテーブルを使用して、マッシュアップ内のウィジェット、関数、またはサービスに URL 値を渡すことができます。
以下のいずれかのオプションを使用して、リンクに表示するテキストを指定します。
「固定」 - 列内のすべてのリンクに表示される静的テキスト。文字列値を定義するか、ローカライズトークンを選択できます。
「動的」 - ドロップダウンリストが表示され、各リンクに表示する文字列を含む依存インフォテーブルフィールドを選択できます。
IMAGE
各セル内に表示されるイメージをフォーマットします。以下のオプションを使用して、イメージのスケール設定の方法を制御できます。
セル内に収まるサイズでイメージを表示します。
イメージを元のサイズで表示します。
セルの幅いっぱいに表示されるようにイメージを横方向に拡大/縮小します。
セルの高さいっぱいに表示されるようにイメージを縦方向に拡大/縮小します。
セルの幅いっぱいに表示します。
IMAGELINK
各セル内に表示されるイメージへのリンクをフォーマットします。IMAGE レンダラーで使用可能なオプションのほかに、イメージへのリンクを表示します。
INFOTABLE
Thing のサービスの結果またはプロパティセットの保存に使用される ThingWorx データ構造としてデータをフォーマットします。
INTEGER
フォーマット文字列に従って整数値をフォーマットします。フォーマットを使用しないで数値を表示するには 0 を入力し、3 桁区切りを表示するには 0,0 を入力します。
JSON
JSON (JavaScript Object Notation) データをフォーマットします。
LOCATION
数値パターンを使用して、緯度、経度、標高の座標を含むデータをフォーマットします。デフォルトでは、0.0000 パターンが適用されます。
LONG
フォーマット文字列に従って long 型の値をフォーマットします。有効なフォーマット: 0 および 0,0
MASHUPS
ThingWorx マッシュアップへの参照をフォーマットします。
「列のフォーマット」
エンティティ参照のフォーマット方法を選択します。プレーンテキストまたはリンクを表示できます。
NUMBER
フォーマット文字列に従って数値 (小数を含む) をフォーマットします (四捨五入はオプション)。有効なフォーマット: 0、0.0、0.00、および 0,000.0
PASSWORD
マスクを適用してデータ値を非表示にします。パスワードなどの機密情報を非表示にするには、このレンダラーを使用します。
STRING
テキストを一連の英数字としてフォーマットします。実行できる操作は以下のとおりです。
切り捨てを無効にします。
テキストを非表示にします。
表示制限を 10、20、40、80、128、または 256 文字に設定します。
* 
表示制限を設定すると、ランタイムで非表示の文字を表示できません。
TAGS
モデルエンティティのタグをフォーマットします。
THINGCODE
ドメイン ID およびインスタンス ID を含む、Thing の数値表現をフォーマットします。
THINGNAME、THINGSHAPENAME、および THINGTEMPLATENAME
エンティティ名への参照をフォーマットします。エンティティ名をプレーンテキストまたはリンクとして表示できます。
USERNAME
ThingWorx ユーザーへの参照をフォーマットします。エンティティ参照のフォーマット方法を選択します。名前をプレーンテキストまたはリンクとして表示できます。
VALUES
値フォーマッタ
VEC2、VEC3、および VEC4
VEC2 - X と Y でモデル化された 2 つの小数値のベクトルをフォーマットします。
VEC3 - X、Y、Z でモデル化された 4 つの小数値のベクトルをフォーマットします。
VEC4 - X、Y、Z、W でモデル化された 4 つの小数値のベクトルをフォーマットします。
XML
XML データを表示します。
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