名前空間
名前空間は、プロジェクトを介してグループ化することで ThingWorx エンティティに範囲を提供する宣言領域です。
名前空間は本質的に階層構造で、階層はドット区切りの命名法を使用して表示されます。
ThingWorx 9.5 以降では、名前空間は ThingWorx プロジェクトに関連付けられています。
名前空間はプロジェクトタイプ「構築ブロック」では必須で、プロジェクトタイプ「コンポーネント」ではオプションです。これはプロジェクトタイプ「ソリューション」ではサポートされていません。
1 つの名前空間を複数のプロジェクトに割り当てることができます。そのプロジェクトに属するすべてのエンティティがその名前空間を継承します。プロジェクトは名前空間の階層のリーフノードです。
名前空間は編集、更新、または削除できません。
特定の名前空間を参照しているすべてのプロジェクトが削除されると、その名前空間は自動的に削除されます。名前空間を削除するサービスはありません。
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どのプロジェクトにも参照されていない子名前空間が親名前空間にあり、その親名前空間があるプロジェクトが削除された場合、その親名前空間は削除されません。
名前空間を作成するための要件
名前空間に含めることができるのは文字 (大文字または小文字)、数字 (0 から 9)、ピリオド、ハイフン、アンダースコアのみです。最初の文字は小文字でなければならず、最後の文字に特殊文字 (ピリオド、ハイフン、アンダースコア) を使用することはできません。1 つの名前は 2 文字から 100 文字でなければならず、名前空間全体が 200 文字を超えてはなりません。
以下に名前空間の例をいくつか示します。
PTC が予約している名前空間
その他の名前空間
ptc.solution
solutions.dpm.job_order
ptc.solution.sco
dpm.ptc.job-order1
ptc.solution.scp
solUTions.dPM.sCo
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PTC がライセンスを付与しているインスタンスのみが ptc で始まる名前空間を作成できます。その下にある名前空間 (ptc.solutionptc.solution.scoptc.solution.scp など) はすべて PTC が予約している名前空間です。
PTC がライセンスを付与していないインスタンスは、その他の名前空間を作成できます。ルート名前空間を除き、ptc を使用できます。たとえば、dpm.ptc.joborder1 などです。
名前空間の作成
以下のいずれかの方法を使用して名前空間を作成できます。
NamespaceServices リソースの下で Create サービスを実行する。
データベースに存在しない名前空間がすでに含まれている拡張機能プロジェクトをインポートする。
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PTC がライセンスを付与していないユーザーは ptc で始まる名前空間をインポートできますが、これらの名前空間を新しいプロジェクトに割り当てることはできません。
Composer を介してプロジェクトを作成する。
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