ThingWorx のオブザーバビリティ
ThingWorx Platform では、トレース、判定基準、ログなどのテレメトリデータを生成および管理する、オープンソースのオブザーバビリティフレームワークである
OpenTelemetry (OTel) が使用されます。OpenTelemetry はベンダーやツールに依存しないため、複数のバックエンドオブザーバビリティツールと適切に機能します。
OpenTelemetry には、テレメトリデータを生成、収集、管理、およびエクスポートする機能があります。言語、インフラストラクチャ、ランタイム環境にかかわらず、アプリケーションまたはシステムを使用できます。
ThingWorx Platform は、次のコンポーネントを介して OpenTelemetry と統合します。
• OpenTelemetry SDK - インストール時に ThingWorx Platform と統合されます。
• OpenTelemetry Collector - ThingWorx Platform とオブザーバビリティツール間の仲介媒体として機能し、バッチ処理、暗号化、機密データのフィルタを実行します。
OpenTelemetry SDK および OTel Collector では、テレメトリデータは保存または視覚化されません。これらのタスクには外部ツールを使用します。ThingWorx Platform では、OpenTelemetry を次の目的で使用します。
OpenTelemetry Collector のデプロイメント
OpenTelemetry Collector は、Docker を使用するか、
手動でインストールすることで、サイドカーコンテナとしてデプロイできます。
• Docker のデプロイメント -
docker-compose-otel-collector.override.yml ファイルは、ThingWorx Docker イメージファイルに含まれています。このファイルは、
「PTC ソフトウェアのダウンロード」ページからダウンロードできます。
デプロイメントの例:
• スタンドアロンサーバーデプロイメント
◦ OpenTelemetry Collector は、テレメトリデータを受信、処理、およびエクスポートします。
◦ オブザーバビリティバックエンドの例としては、Sumo Logic、Datadog、Splunk などがあります。
• 高可用性デプロイメント
◦ OpenTelemetry Collector は、テレメトリデータを受信、処理、およびエクスポートします。
◦ オブザーバビリティバックエンドの例としては、Sumo Logic、Datadog、Splunk などがあります。
SSL コンフィギュレーション
OpenTelemetry Collector は、Secure Sockets Layer (SSL) を使用して設定する必要があります。デプロイメントに基づいて、SSL 証明書と信頼ストアを取得します。
OpenTelemetry Collector コンフィギュレーションでは、次の設定を使用できます。
tls:
insecure: false
ca_file: server.crt
cert_file: client.crt
key_file: client.key
min_version: "1.1"
max_version: "1.2"
詳細については、OpenTelemetry の
コンフィギュレーションに関する公式ドキュメンテーションを参照してください。