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拒否リストへの属性の追加
Windchill ODATA の応答では、多数の内部属性が返されます。デフォルトでは、不要な内部属性は拒否リストに追加されて「My タスク」から除去されます。ただし、ビジネス要件に応じて、この拒否リストを編集して、調整ページに一部の属性を表示できます。また、このリストを使用して不要な属性を除去し、調整ページの表示が混み合わないようにすることもできます。コンポーネントタイプごとに、拒否リスト内のすべての属性が PTC.ComponentDenylist データテーブルに保存されます。
拒否リストの属性の表示
拒否リスト内のすべての属性のリストをフェッチするには、次の手順を実行します。
1. ThingWorx Composer で、PTC.ComponentDenylist データテーブルをサーチして開きます。「一般情報」ページが開きます。
2. 「サービス」をクリックします。
3. GetDataTableEntries「サービスを実行」をクリックします。「サービスを実行」: 「GetDataTableEntries」ウィンドウが開きます。
4. 「入力」の「maxItems」フィールドで、必要に応じて最大アイテム数を更新します。
5. 「実行」をクリックします。
属性の追加または除去
拒否リストに属性を追加したり、拒否リストから属性を除去したりするには、次の手順を実行します。
1. ThingWorx Composer で、PTC.ComponentDenylist データテーブルをサーチして開きます。「一般情報」ページが開きます。
2. 「サービス」をクリックします。
3. AddOrUpdateDataTableEntry「サービスを実行」をクリックします。「サービスを実行」: 「AddOrUpdateDataTableEntry」ウィンドウが開きます。
4. 「入力」の「values」フィールドに、修正されたリストを入力します。
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拒否リストに対する修正は JSON フォーマットに従う必要があります。リストが必要なフォーマットに従っていない場合は、JSON エディタを使用してリストを修正し、「values」フィールドに貼り付けます。また、前の手順で実行した GetDataTableEntries サービスから取得した値をコピーすることもできます。
5. 「実行」をクリックします。
修正が完了した後、調整ページに移動します。拒否リストに追加された属性は、調整ページに表示されなくなります。属性を拒否リストから除去した場合は、その属性が調整ページの「使用可能な属性」セクションに表示されるようになります。
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すでに調整されている属性 (調整ページの「選択された属性」セクションに表示される) を拒否リストに追加するには、「選択された属性」セクションからその属性を除去し、調整ページを保存してから、拒否リストを更新します。これらの手順を使用して更新しなかった場合、この属性は調整ページに表示されませんが、それぞれのマッシュアップには引き続き表示されます。
拒否リスト内の属性の JSON の例
下の JSON の例を使用して、PTC.ChangeMgmt.ChangeRequest の拒否リストに以下の属性を追加します。属性のタイプは PTC.ChangeMgmt.AffectsLinkItem です。
LastModified
CreatedOn
{
"PTC.ChangeMgmt.AffectsLinkItem": {
"denyListValues": {
"list": [
"LastModified",
"CreatedOn"

]
}
},
"PTC.ChangeMgmt.ChangeRequest": {
"denyListValues ": {
"list": [
"ProcessObjects",
"Organization"
]
}
}
}
アップグレードの際の考慮事項
ThingWorx Navigate のアップグレード中、拒否リストへの変更は保存されません。拒否リストを変更する場合はすべての変更を記録しておき、アップグレード前に、必ずすべての変更のコピーを作成しておいてください。アップグレード後、前述の手順に従って拒否リストに変更を再適用します。
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