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文字列関数
次の関数は文字列を返します。
num2str(z) - スカラー z を文字列に変換します。
vec2str(v) - UNICODE コードのベクトル v を文字列に変換します。vec2str(0) = "" のように、この関数は長さがゼロの文字列にも使用できます。
concat("S1", "S2", "S3", ...) - 文字列 S1S2S3 などを連結して得られた文字列を返します。
substr("S", m, n) - 文字列 Sm 番目の文字から n 個の文字を返します。
format("Sf", x1, x2, x3, ...) - 出力順の引数の値 x1, x2, x3,...Sf で指定される周囲文字を含む文字列を返します。各引数は 0 から始まる {#} として参照されます。
format("The date is {0}/{1}/{2}", m, d, y)
さまざまなタイプの複数の値から文字列を作る必要がある場合は、concat 関数の代わりに format 関数を使用できます。
error("S") - エラーメッセージとして文字列 S を返します。この関数は主にプログラムに対して使用します。error 関数はif関数と組み合わせて使用できます。
error 関数はユーザー定義エラーメッセージ内での改行コマンド /n をサポートしません。
次の関数は文字列を操作します。
str2num("Sn") - 文字列 Sn を定数に変換します。
str2vec("S") - 文字列 S を、S の文字に対応する UNICODE コードのベクトルに変換します。str2vec("") = 0 のように、この関数は長さがゼロの文字列にも使用できます。
strlen("S") - S の文字数を整数で返します。
search("S", "SubS", m) - 文字列 Sm 番目の文字から始めて、S で部分文字列 SubSが最初に見つかった位置を返します。文字列 S の m 番目以降に部分文字列が見つからないときは、文字列が ORIGIN に対してインデックスされているかどうかに応じて -1 または ORIGIN-1 を返します。
引数
S, S1, S2, S3, SubS... は文字列です。
Sn は、数値を表す文字列です。数値は、複素数、工学表記、または 10 進表記で表すことができます。
Sf (変数が 1 つの場合のオプション) は、出力内のフォーマットされた引数の位置指定用制御コードを含む文字列です。
x1, x2, x3, ... は、スカラーや配列などの有効な任意の式です。
m, n は負でない整数です。
z はスカラーです。
v は、有効な文字列の文字の UNICODE コードポイントを表す整数のベクトルです。有効な値は 9、10、13、または 32 から 255 の整数です。
追加情報
文字列の先頭の文字の位置は、ワークシートの配列 ORIGIN で文字列の位置を示す添字を変更しないかぎり、0 です。たとえば、文字列 yes の場合、y が 0 番目の文字です。
コードを文字に割り当てる作業は、システムのコードページによって行われ、オペレーティングシステムの言語に依存します。システムにインストールされているコードページによっては、同じドキュメントから異なる文字列またはコードが生成される可能性があります。
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