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例: しきい値化と逆転
threshold関数とinvertimage関数を使用して、しきい値の上または下にある画像の輝度レベルをすべて破棄するか、これらを逆転します。しきい値設定によって、画像のノイズを除去したり、階調をシフトしたりすることができます。逆転を利用してディテールを強調できます。
この例の使用方法については、「画像処理の例について」を参照してください。
threshold
この関数によって次の 3 つの処理のいずれかが行われます。thresh が正の値の場合、しきい値より小さい M の要素はゼロに設定され、それ以外の要素は元の値のままとなります。thresh が負の値の場合、thresh の絶対値より大きい M の要素はゼロに設定され、それ以外の要素は元の値のままとなります。thresh がゼロの場合、すべての要素がゼロに設定されます。
1. テスト画像を読み込みます。
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(earth.bmp)
2. 切り捨てのしきい値を設定し、上記の画像に対する影響を確認します。
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(earth_t100.bmp)
しきい値をいろいろ変えて再計算し、画像に対する影響を確認します。負の値も指定してみてください。
invertimage
返された行列には、元の画像の逆転された要素が含まれています。逆転された要素の値は、入力行列の最大値によって変わります。
1. 元の画像を逆転します。
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(earth_inv.bmp)
グレースケール画像の場合、ネガ写真にするときのような処理が行われます。
2. カラー画像を読み込みます。
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(apecolor.gif)
3. カラー画像を逆転します。
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(apecolor_inv.bmp)
カラー画像の場合、すべての色がその補色に置き換えられます。
4. 元の画像の輝度の範囲を変更します。
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(apecolor_s.bmp)
5. 尺度化された画像を逆転します。
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(apecolor_sinv.bmp)
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