例: 特殊行列
この例では、いくつかの特殊行列について説明します。
単位行列
単位行列は、対角線上の成分がすべて 1 に設定され、その他の成分が 0 に設定されている正方行列です。
identity 関数を使用して 3x3 の単位行列を生成します。
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対角行列
対角行列は、対角線上の成分がすべて任意の値に設定され、その他の成分が 0 に設定されている正方行列です。
1. 次の 3 つの入力ベクトルを定義します。
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2. diag関数を使用して、各ベクトルを基にした対角行列を生成します。
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生成される正方行列の大きさは常に nxn となります (ここで、n は入力ベクトルの長さ)。
3. 上三角行列を生成するプログラムを作成します。
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4. このプログラムを使用して、前記の各ベクトルを基にした上三角行列を生成します。
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ベクトルの成分が対角成分 (0,0) から順に行 0 がいっぱいになるまで右方向に配置され、次に対角成分 (1,1) から順に行 1 がいっぱいになるまで右方向に配置され、ベクトルの最後の成分が配置されるまでこの処理が続けられます。生成される正方行列は、ベクトルのすべての成分が格納されるのに十分な大きさになります。
5. 下三角行列を生成するプログラムを作成します。
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6. このプログラムを使用して、前記の各ベクトルを基にした下三角行列を生成します。
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ベクトルの成分が対角成分 (0,0) に配置され、次に行 1 の成分 (1,0) から対角成分 (1,1) まで順に配置され、次に行 2 の成分 (2,0) から対角成分 (2,2) まで順に配置され、ベクトルの最後の成分が配置されるまでこの処理が続けられます。生成される正方行列は、ベクトルのすべての成分が格納されるのに十分な大きさになります。
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