入力領域の指定
入力領域は、定義が含まれている数式領域です。
入力領域として領域を指定すると、そのコンテンツを編集できません。定義を修正する場合や定義に誤りがある場合は、変更を加えたり誤りを修正したりする前に、指定している入力領域を除去する必要があります。
領域を入力領域として指定すると次のような表示になります。
識別子
Creo Parametric からの入力値
A
12
テーブルを入力領域として指定すると次のような表示になります。
識別子
Creo Parametric からの入力値
A
2
B
3
C
4
入力領域として指定できる領域
次の要件を満たす数式領域のみを入力領域として指定できます。
通常の定義演算子、グローバル定義演算子、またはテーブルを含む領域
有効な名前を持つ識別子が含まれている領域
スカラー、行列、または文字列の有効な識別子の式が含まれている領域
数式領域の場合:
左辺は、変数、ベクトル、入れ子行列が含まれていない行列を使用して、単純に記述されている必要があります
左辺が識別子の行列である場合、同一サイズで単位が付いていないリテラルな行列で、その要素が有効な式になりうる定義を記述する必要があります
仕様テーブル
1 つの識別子のみを使用できます
識別子の行列は使用できません
指定時に、仕様テーブルの余分な列は除去されます。
入力として指定できる領域の例を示します。
入力領域として指定できない領域
入力領域として次のタイプの数式領域を指定することはできません。
テキスト領域に埋め込まれている数式領域
プレースホルダーが空であったり、添字が抜けていたりする無効な名前の識別子が含まれている領域
入力として指定できない領域の例を示します。
ある領域を入力領域として指定できるかどうかを確認するには、領域をクリックまたは選択して、「入力/出力」タブの「統合」グループで、「入力を割り当て」ボタンが有効になっているかどうかを確認します。有効な場合は、領域を指定できます。ボタンが無効である場合は、領域を指定できません。領域にエラーがなく、定義が上記の規則のいずれにも違反していないことを確認します。
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